日刊旅行通信

2005年11月8日

　JTB上半期実績、反日デモ等影響で海外旅行3％減
　エース好調で国内旅行2％増、総取扱額もプラス

　JTBがまとめた2005年度上半期（4-9月）の総取扱額は、前年同期比0.7％増の7044億3800万円と微増だった。内訳は、海外旅行が2.9％減の2124億500万円、国内旅行が2.4％増の4883億9100万円、国際旅行が4.0％増の36億4300万円。反日デモの影響による中国、韓国、昨年末のスマトラ沖地震による津波の影響によるアジアンビーチ、さらにはオセアニアなどの低迷が、海外旅行の減少につながったと見ている。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★JAL、来年度から地方発着国際路線見直しへ
　09年度から国際線小型・多頻度運航へ規模縮小
　社員賃金1割削減、関連会社は対象外
　安全へ600億円、サービス強化へ650億円投資
★旅客離れと燃油高騰で中期120億円の赤字に
　JALグループ、通期を下方修正/2期ぶり無配に
　通期も下方修正、最終損失470億円に
　国際線旅客事業全体で600億円弱の赤字
★JTB上半期実績、反日デモ等影響で海外旅行3％減
　エース好調で国内旅行2％増、総取扱額もプラス
　9月は国内5％増・国際55％増、総取扱額3％増
　中国8割台に回復も団体・企画低迷で海外2％減
＜旅行関連＞
★JTB、「ヘルスツーリズム研究所」を開設
　健康関連の商品造成を担当、教育事業の展開も
★ANAS、「ディズニーランド・リゾート」発売
　上期好調に推移、下期は1000名の送客めざす
★2005秋闘、11月22日までの決着目指す
　サービス連合観光・航空貨物部会が闘争方針
★フランスパリ市などの騒擾事件でスポット情報
★ローマの「ぼったくりバー」でスポット情報
★九州─韓国の定期旅客船、韓国人客が過去最高
★楽天トラベル、セントレア特集を開催
＜航空関連＞
★ドラゴン航空、関東甲信越でセミナーを共催
　日本・香港双方向のチャーター便も積極運航
★CAL、広島―台北線を1月からデイリーに増便
★BAW、05年第2四半期・上半期は増収減益
＜デスティネーション＞
★オアフ観光局、思い出の文章と写真募集
　ロマンスマーケット向け、年内まで展開
★第5回香港料理大賞の各賞が決定
★カリフォルニア州観光局公式ウェブサイト
　オンライン旅行予約機能を追加
＜ホテル＞
★JALUX、プーケットでタイムシェア物件を展開
　12月より販売、新たなライフスタイルを提案
★マンダラ・スパ、グアムでキャンペーン実施
＜組織・人事＞
★国交省副大臣に松村龍二氏、江崎鐵磨氏
　副大臣および大臣政務官の担務決定
■為替市況（7日）

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