日刊旅行通信

2005年11月17日

　経産省の集客交流サービス創出支援が本格化
　支援先のアキバ構想が稼働、人材育成事業も

　経済産業省が新産業創出を目的に開始した「集客交流サービス支援事業」、いわゆる観光政策が、ここにきて本格化してきた。
　経産省は2005年度より、総額10億円強の予算を投入して、計15事業を支援することを決めたが、その1つである「秋葉原先端技術テーマパーク構想」が11月16日、正式に発表された。また、同省は新たに、集客交流経営（観光経営）の人材育成を図るため、大学および専門職大学院などの高等教育プログラムの開発に着手することも決定、2006年度からの実証に向けて検討を進めている。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★経産省の集客交流サービス創出支援が本格化
　支援先のアキバ構想が稼働、人材育成事業も
　■秋葉原、外国人観光客の免税手続き簡素化
　　1月からICカード実証実験、JTBは旅行者に配布
　　JTBが受託、買物・安全情報や両替サービスも
　■経産省、観光産業の事業革新の担い手育成を
　　カリキュラム開発等に着手、来年度から実証を
★カンタス航空創立85周年、エアバスA380を披露
　ブリスベーンで式典、ジョン・トラボルタも出席
★WHO、鳥インフルエンザで渡航制限「勧告しない」
　旅行者にはリスク高い環境への接触避ける勧告
＜旅行関連＞
★ユーラシア9月期連結、当期純利益2億4900万円
　増収増益達成、中間配当制度導入へ定款変更を
★日通旅行事業、06年3月期中間の営業収益2.4％減
★年末年始の予約は国内微増、海外前年並み
　近ツーまとめ、主流は短めの日程
★2005秋闘、日本旅行は冬期臨給1.5ヶ月要求
★訪日旅行の取組熱心な企業のリスト提出を
　JATA・KATA会合の提案受け外旅委員会で検討
★JATA、7-8月は燃油サーチャージ関連の相談多く
＜航空関連＞
★BAW、来年半ばにCクラス座席をリニューアル
「業界最高のプロダクト」を提供
★FIN、05年度第3四半期は増収増益に
　燃油費高騰もコスト削減と旅客需要増が奏功
★万博・開港特需で実質初年度から9億円の黒字
　中部空港、上期で18億円の黒字/通期上方修正
　万博・開港特需は約11億円、見学客1000万人
★インドネシアとの航空協議合意
　貨物便運航、三角運航が可能に
★ANA、国内線でボジョレ・ヌーボーを発売
　ANAとして機内販売は初
★アマデウス、AUAのEチケット発券がスタート
★CPA、香港の空港ラウンジにゲームゾーン新設
★COA、名古屋─ホノルル線就航1周年記念
＜出入国者統計＞
★グアム10月速報値、日本人客7.6％増の7.5万人
＜デスティネーション＞
★HKTB、29日に大阪で「香港旅行年」紹介イベント開催
＜ホテル＞
★日光田母沢ホテル、11月末で営業休止
＜組織・人事＞
★CAL、11月15日付で会長と社長が交代
■為替市況（16日）

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