日刊旅行通信

2005年11月24日

　ワンワールド、業界向けセミナーを開催
　世界一周運賃の団体利用、学生運賃など検討

　航空会社アライアンスのワンワールドは、旅行会社対象の業界向けセミナーを11月24日に都内ホテルで開催した。セミナーでは世界一周運賃やビジットパスをはじめとするワンワールドのプロダクト紹介やアップデート、さらに日本に乗り入れ加盟航空会社5社によるプレゼンテーションが行われた。
　挨拶の中で、ワンワールド日本地区営業部長の向井聰一氏は「ワンワールドの業界向けセミナーは今年で5回目。現在、日本へは加盟5社が乗り入れ、週に約400便を運航しており、昨年1年間で400万人の利用があった。日本はワンワールドにとって重要なティネーションだ」と強調。
　さらに日本航空（JAL）が先日ワンワールドへの加盟表明をしたことについて、向井氏は「準備を経て、年明けには正式な加盟時期が明らかとなるだろう」と説明。ワンワールドには他にもハンガリーのマレブ・ハンガリー航空とヨルダンのロイヤル・ヨルダン航空の2社が来年を目処に正式加盟する予定となっている。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★ワンワールド、業界向けセミナーを開催
　世界一周運賃の団体利用、学生運賃など検討
　FIN、JALとコードシェア、日本国内と欧州で
　新Cクラス座席を展示、サンタクロースも駆けつける
★成田南ウイング“グランドオープン”は6月2日
　成田会社「国内最大のターミナル」アピール
　南ウイングは“スター”のターミナルに
　ANAが3000平方mのメガラウンジ
　アメリカン、キャセイは来冬に第2ターミナルへ
　JALもラウンジ再編検討、2タミ改修が次の課題
★ニッコウトラベル中間純利益、3割増の1.9億円
　河クルーズ好調で完全回復に至らずも増収増益
＜旅行関連＞
★旅専、来年1月に「第2回旅専セミナー」開催
　ネット展開を考察、後継者問題や専門特化術も
★半数以上が「宇宙旅行へ行ってみたい」
　インターネット調査、一緒に行きたいのは配偶者
★日旅、携帯電話による京都情報提供サービスを開始
★国際興業、「知られざる世界の鉄道ツアー」発売
　シリーズで毎月1回実施、鉄道ファン垂涎の旅
★ANAS、「PURE WINTER 北海道」発売
　スキーだけでない冬の北海道を訴求
＜航空関連＞
★エアパラダイス国際航空、豪―バリ島間の運航中止に
★JAL、年末年始インドネシア線をデイリー運航
★成田、旅客数4カ月連続で前年割れ
　10月の空港運用状況
★ANAの737-700型機、26日に日本到着へ
　まず国内線に投入し、中部－台北線に
★来年退役のYS-11、特別塗装を施す
　退役キャンペーンも展開
★AXESS、インドのサハラ航空の予約可能に
★アマデウス、ロシアのヤクーティア航空の予約をスタート
＜デスティネーション＞
★ベラッジオと館内レストラン2件が5ダイアモンド受賞
★マドリッド─トレド間のAVEが運行開始
＜ホテル＞
★マンダリンオリエンタル東京、12月2日オープン
日本初のホテルでアウトバンド市場活性化にも期待
■為替市況（24日）

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