日刊旅行通信

2005年12月9日

　US-VISIT 審査迅速化や個人情報保護など要望
　外務省、日米規制改革で米政府に改善申し入れ

　外務省は12月8日（米国時間7日）、米シアトルで石川薫経済局長とウェンディー・カトラー米通商代表補が会談し、日米規制改革などに関する要望書を交換したが、このなかで、「US-VISITプログラム」導入に伴う入国審査の遅滞解消や、個人情報の厳格管理などを米政府に申し入れた。とくに、米政府はここ数年、テロ対策等の観点から、「領事関連の規制を度々変更してきている」として、日本政府に対して規制の内容を正確かつ迅速に周知するよう求めている。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★US-VISIT 審査迅速化や個人情報保護など要望
　外務省、日米規制改革で米政府に改善申し入れ
　非MRP旅券所持者の搭乗拒否多数、事前周知を
★カンタス、長距離格安航空会社を07年1月運航開始
　ジェットスター・ブランドで、日本乗り入れ微妙
　日本市場は当面カンタスとオーストラリア航空
＜旅行関連＞------------------------------------------------
★JTB-GMT、06年サンライズツアー18万人販売目標
　訪日旅行個人化に対応、中国語圏向けも充実
★JTB10月実績、海外・国内ともにプラス
　総取扱額1.5％増、台湾とハワイ方面が好調
★河合文化庁長官がガイドする京都庭園モデルツアー実施へ
　国交省文化観光懇談会、年度内にシンポジウムも
★近畿6府県、“歴史街道”で観光交流活性化を
★総合・国内旅行業務管理者試験とも合格率下降
＜航空関連＞------------------------------------------------
★エアーパラダイス、運航再開へ向け鋭意努力
　アジア系航空会社との提携も検討
★日本とタイ航空協議、増便等が合意
★CPA、来夏スケジュールで欧州路線を強化
★UAL、開園50周年のカリフォルニア・ディズニーランドへ50名を招待
★CAL、CESとのマイレージ提携を拡大
★QFA、豪国内で国内線ゼロ・コミッションに
★米系3社11月の輸送実績
★アマデウス、2ホテルチェーンがDA機能を追加
＜デスティネーション＞--------------------------------------
★「内容の濃さと満足度の充実」めざす
　NZ政府観光局ヒル日本局長、07年以降に飛躍を
★ヘルシンキ市のエージェントマニュアル配布開始
＜ホテル＞--------------------------------------------------
★インターコンチネンタル香港、宿泊プラン提供
　改装後の新ルームを利用、3999香港ドル～
★シャングリ・ラ、ボルネオ島に環境保護施設開設
　ラサリアリゾートに隣接、多様な動植物を紹介
■為替市況（8日）

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