日刊旅行通信

2005年12月19日

　06年から「Visit INDONESIA」キャンペーン展開
　日本など4大市場向けに1000万米ドルの特別予算

　インドネシア共和国文化観光省のタムリン・バクリマーケティング担当副大臣が12月16日来日し、バリ島を中心とした旅行需要回復を促すため、2006年に全世界を対象とした新キャンペーン「Visit INDONESIA─究極の多様性」を展開すると発表した。キャンペーン総予算として1000万米ドルの特別予算を計上し、日本、中国、オーストラリア、中東の重点4市場を対象にキャンペーンを展開、日本市場向けには約20％・200万米ドル程度の予算を充てる計画だ。この一環で、12月16日には日本向け新ウェブサイトをオープンさせた。
　日本からインドネシアへの旅行者は、2004年に66万2388名を記録、2005年は11月までの累計で50万人程度（バリ島は32万5000人）に留まっているが、2006年はVisit INDONESIAキャンペーンの展開によって80万人まで拡大させたい考えだ。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★06年から「Visit INDONESIA」キャンペーン展開
　日本など4大市場向けに1000万米ドルの特別予算
　日本オフィス開設準備に着手、07年開設目指す
★BAWエンゲルマン支社長、関空・中部線開設に意欲
　ヒースロー新ターミナルのオープン契機か
★サンフランシスコ観光局マークスCEOが来年6月退任
＜旅行関連＞
★JTB旅行積立「たびたびバンク」が誤請求
　顧客2071件から7350万円を間違って引き落とし
★韓国人のビザ免除、恒久化か否かは年明け決定
★2007年を「日タイ観光交流年」とし交流拡大を
　タイのマリーノン大臣が北側国交相表敬で提案
★「単騎、千里を走る。」ロケ地ツアーを発売
　阪急交通社、石鼓村で村長自らがロケ現場案内
★ジャルパック、美酒に酔う豪州8日間発売
　ワイナリーやビール工場、日本酒工場を訪問
＜航空関連＞
★日中韓の航空市場、“統合”念頭に連携強化を
　オーム教授、既存の二国間協定問題ありと指摘
★ANA「いっしょにマイル割」運賃を申請
★関空にスモーキングラウンジがオープン
★関空、関空旅博を来年3月に開催
★AXESS、Eチケット発券促進で機能拡充
★欧州系3社11月実績、DLHがアジア路線で供給過多
＜デスティネーション＞
★ベトナム、11月に日本人訪問者数30万人突破
　通年23％増の31.5万人を予測
★ロサンゼルス・マラソン、来年3月19日開催
　LA観光局、大会+周辺観光を提案、交流も楽しめる
＜ホテル＞
★ハイアットリージェンシー香港、年末にクローズ
★シャングリ・ラ、セーシェル諸島に新ホテル
　プライベートアイランドに2007年開業予定
■為替市況（16日）

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