日刊旅行通信

2005年12月20日

　HIS連結決算、ホテルも黒字で営業利益54億円
　次期はインターネット予約・販売を本格展開

　エイチ・アイ・エス（HIS）が12月19日に発表した2005年10月通期連結決算は、売上高が前年同期比11.0％増の2905億9300万円、営業利益が19.8％増の54億7300万円、経常利益が21.0％増の64億8300万円、最終利益が30.5％増の63億4000万円と増収増益を達成した。最終利益が3割以上増加したのは、15億円の固定資産売却益など特別利益を計上したことによるもの。
　事業分野別では、旅行事業は売上高11.0％増の2893億200万円、営業利益16.8％増の77億6400万円と好調に推移。ホテル事業は売上高30.1％増の12億4600万円、営業損益が前期の1億2000万円の赤字から2900万円の黒字に転化した。不動産事業は、銀座の自社ビルを売却したことで縮小傾向にある。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★HIS連結決算、ホテルも黒字で営業利益54億円
　次期はインターネット予約・販売を本格展開
　HIS単体決算、北米・欧州好調で営業利益50億円
　取扱人数でアジア100万人超え合計216万人に
★近ツー公式サイトをリニューアル、ブログ開設
　開設10周年記念、プレゼントキャンペーンも
＜旅行関連＞
★JTBトリノ五輪観戦ツアー発売、販売目標200名
　専用デスク・担当者滞在、総取扱目標1000名
★JTB、鳥インフルエンザセミナーを1月16日開催
★楽天トラベル、「学割市場」がスタート
　卒業旅行ターゲット、オンラインの利便性訴求
★日旅、3Dマップを利用した宿泊予約サイト開始
　周辺の観光情報も閲覧可能、順次エリア拡大
★コスタクルーズ、冬スケより新料金制度を導入
　早期申込みを促進、間際ほど料金が高く
★奥田経団連会長、06年は2％程度の経済成長可能
★12月18日で日韓国交正常化40周年迎える
　飛躍的に交流拡大、麻生外相「更なる発展に努力」
★「わたしの旅100選」旅行商品企画に繋げよう
　関係省庁と旅行業協会等が検討委、情報発信強化
＜航空関連＞
★ANAが737-700披露、1、2号機はゴールドに
　HUDなど各種新技術採用、年間60億円の削減効果
　中央席にテーブル設置で国際線仕様に切り替え
★NAA、競争入札妨害で社内処分決定
　起訴2名は免職、関係者・役員の処分も
★シンガポール・チャンギ空港にLCC専用ターミナル
★AXESS、アシアナ航空のEチケット発券可能に
★COA、燃油サーチャージを改定、1月1日から
★日本と韓国の航空協議を21日から開催
★JAL、国際線に「おともdeマイル割引」申請
★ADO、「北海道生ワイン」機内販売を開始
＜出入国者統計＞
★ドバイ日本人宿泊者数、7-9月は前年比37％増
＜デスティネーション＞
★HTJ、来年1月にセミナー＆ワークショップ開催
★ディズニーランド・リゾートにセミナー形式の新アトラクション
＜ホテル＞
★ペニンシュラ、GDSコードを「PN」に変更
★マリオット、モスクワにコートヤードをオープン
■為替市況（19日）

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