日刊旅行通信

2006年1月5日

　HIS、オンライン予約・決済サービスを本格化
　海外航空券・ツアーに続き海外ホテルも展開へ

　エイチ・アイ・エス（HIS）の鈴木芳夫社長は本紙インタビューに対し、昨年11月より同社ホームページ上で、海外航空券と海外ツアーのオンライン予約・決済サービスを本格的に開始したほか、2～3月には海外ホテルについてもオンライン販売を本格展開する方針を明らかにした。
　鈴木社長は、2005年のトピックの一つに「オンラインエージェントによるインターネット販売の台頭」を挙げたが、「当社では、ITを含めた全海外航空券を取り扱うオンライン予約・決済を開始しており、非常に良いシステムに仕上がっている」と自信を示した。今後は、海外ホテル、その他の海外素材にも広げ、国内旅行向けシステム開発も「一気に進めていく」として、2006年はオンライン販売に本格的に乗り出す方針を表明した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★HIS、オンライン予約・決済サービスを本格化
　海外航空券・ツアーに続き海外ホテルも展開へ
　九州産交子会社化で国内旅行販売に本腰
　05年度は高校・高専の修学旅行6校を初獲得
★「トラベル遊」被害者1200人・1億円を超える
　JATA集計、弁済還付率5％下回る大型倒産に
★JTB、新型店舗のビアッジョ汐留が21日に閉店
　30代女性ターゲットもオープン後2年持たず
★東急観光グループが日中旅行社の営業権獲得
　中国方面業務渡航など販売・仕入拡大目指す
＜旅行関連＞
★重要7課題の1つに「観光立国の実現」掲げる
　北側国交相、日中・日豪交流年で相互交流促進
★旅行・航空各社社長、年頭の辞
■JTB佐々木社長－変革へ社員の意識が変わること
■KNT太田社長－ブランド・ショップネームを決定
■NTA金井社長－07年株式上場へ相応しい経営体力を
■阪急交通社・小島社長－ネット販売が収益の柱に
■ジャルパック梶社長－効率的販売体制で「刷新」を
★阪急交通社11月実績、総取扱額10％増と好調持続
★HIS、11月は送客・売上とも単月過去最高に
★外務省、1月1日付で在スロベニア大使館を開館
＜航空関連＞
★JAL新町氏、06年は「意識・風土改革の年」
　ANA山元氏「変動をチャンスに、伸長/輝へ」
★ANK、成田―台北間で臨時便運航、1日4便に
★スリランカ航空、モルジブ直行が一時復活
★COA、Cクラス拡販で業界向け教育プログラム
★SIA、オンライン予約でホテル1泊を無料に
★成田空港11月、国際線旅客数前年並み
★中部空港11月、国際線は16％増と好調
★ANA、国際線就航20周年記念で機内食など特別サービス
★北側大臣、きょう関空と羽田空港を視察
＜観光統計＞
★シンガポール11月日本人、4.8％増・5万人に
★香港11月日本人、5％増の11.5万人と再びプラスに
★NZ日本人訪問者数、11月は16.2％減の1.6万人
＜デスティネーション＞
★アイルランド政観、トラベルガイドをデジタル化
＜ホテル＞
★全国ホテル客室利用率、11月は滋賀・京都で94％
■為替市況（4日）

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