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2006年1月11日

 05年出国日本人数、3.4%増の1740万4000人に
 法務省が速報、12月は再び減少、見通し不透明

 法務省入国管理局がまとめた2005年(1〜12月)の出国日本人数(速報)は、対前年比3.4%増(約57万人増)の1740万4000人に達したことがわかった。2000年の1781万8590人には及ばなかったものの、同年以来2回目の1700万人台を回復して、史上2番目に多い出国者数を記録した。
 ただし、12月単月実績は減少しており、2006年に向けても先行きに不透明感が残る結果となっている。既報の通り、2005年1〜11月までの累計は、前年同期比3.8%増の1600万3000人のため、ここから逆算すれば、12月単月の出国日本人数は前年同月比1.3%減の140万1000人と、再び減少に転じたこととなる。
 2005年7月以降の下半期は、11月が辛うじて1.3%増の伸びを確保したものの、その他の月は全て減少した形となっており、2005年最大の懸案だった中国および韓国との外交関係が最後まで尾を引く結果となったと言える。


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<トップニュース>
★05年出国日本人数、3.4%増の1740万4000人に
 法務省が速報、12月は再び減少、見通し不透明
 05年外国人入国者数、10.3%増の745万1000人
 新規入国者は11.1%増の612万人に
★05年グアム日本人訪問者数、6年ぶりに95万人台
★航空年末年始 国際線は北米好調も中国不振で微減
 JALグループ国際線5%減も韓国線4%増と回復
 ANAグループ国際線3%減、中国不振もアジア好調
<旅行関連>
★ITXが翼システムのソフトウェア事業を承継
 旅行業等のシステム開発を子会社ITX翼ネットに
★HIS、キャラクターに新庄選手を今年も継続起用
 14日からの新CM似合わせてキャンペーン展開
★年末年始は新幹線も好調、国内旅行需要堅調
 JR西はのぞみ13%増、九州新幹線は累計600万人突破
 福岡〜釜山ビートル、韓国人客が約4割増加
 訪日ビザ免除が奏功、日本人客11.6%減と低迷
★外務省、トルコで鳥インフルエンザ感染者
<航空関連>
★SKY年末年始、全線で昨年旅客数を下回る
 ADOは札幌/旭川線とも二桁増、函館もLF7割
★北側大臣「安全の信頼取り戻す一年にしたい」
★S&P、ユナイテッド航空のレートをBに
 ユナイテッド、来月のチャプター11脱出へ自信
★スカイチーム、2005年のベストアライアンスに
 グローバルトラベラーマガジン誌が読者投票で
★JALジャパン、逆推力装置のピン抜き忘れ
 昨年7月に続き、ピン固定などの措置講じる
<観光統計>
★11月中国日本人客7%減、05年累計330万人台か
 05年北京日本人客14%減の45万人、12月2割減
<デスティネーション>
★環境保護の意識高いハワイへの日本人旅行者
 ボランティア8割、ネイチャーツアー9割以上希望
 ハワイ情報誌発行のウインキュービックが調査
★レイク・ラスベガスにウェディングチャペル開業
★ウィーン、アルベルティーナ美術館でモーツァルト特別展
<ホテル>
★ワールドホテルズ、日本語予約サイトを開設
★男性向けに究極のリラクゼーション宿泊プラン
 大阪全日空ホテルとシェイプアップハウス共同
■為替市況(10日)

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