日刊旅行通信

2006年1月26日

　プラチナマーケット＝団塊向け新商品投入へ
　ホリデイ上期、団塊と熟年を2大ターゲットに

　近畿日本ツーリストは、2006年上期（4～9月東京発）の「ホリデイ」の発売を順次開始したが、2007年から大量定年を迎える団塊世代を“プラチナマーケット”と捉え、テーマ型・体験型のコース等を拡充したほか、近く方面横断の団塊向け新商品を別冊で投入する方針を表明した。プラチナマーケットと熟年世代を2大ターゲットとし、海外ウエディングも含めた「価格訴求でない商品に力を入れていく」（斎藤彰英メイト・ホリデイ事業本部副本部長）方針。熟年世代等に人気の欧州をはじめ、中国、台湾の3方面を重点方面と位置付け、2006年（1～12月）は全国で前年比8％増の57万人の集客達成を目指す。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★プラチナマーケット＝団塊向け新商品投入へ
　ホリデイ上期、団塊と熟年を2大ターゲットに
　05年実績は5％増の52.6万人、ハワイ・台湾好調
　06年は8％増の57万人目標、欧州で季節商品強化
★ペニンシュラロンドン進出に意欲、印露も興味
　東京・上海加え、1-2軒の新規ホテル検討
　建設順調のペニンシュラ東京、秋に総支配人任命
＜旅行関連＞
★観光基本法改正へプロジェクトチーム始動
　自民党、25日に初会合、毎週水曜に集中審議
★ロイヤルオーキッドホリデイズ、九州に新拠点
　エーアンドエー、九州ツアーセンター開設へ
★JASTA、クルーズ需要活性化へ向け取組強化
　景気回復で「クルーズイヤー2006」に追い風
★JASTA・JATA共催で3月13日に「クルーズ若手セミナー」
★近ツー、「石見銀山」を含む周遊ツアー発売
★訪日外客にユビキタス観光ガイドを神戸で実証実験
＜航空関連＞
★羽田―金浦線、韓国系8月増便後もL/F7～8台に
　日本発パッケージ、韓国発業務渡航が主力
★関空2005年、旅客数で6年ぶりに前年超え
★JALペックス運賃申請、成田－グアム4.5万円
★JAL、ローソンと「JMBローソンパスVISA」発行
★UAL、NASDAQに新株上場
★ANA、大雪で今シーズンは約5億円の減収に
＜観光統計＞
★WTO、06年世界の海外旅行者数4-5％増予測
　05年は5.5％増、過去最高の8億人突破見込み
★05年訪豪日本人客3.5％減の68.6万人
★11月マカオ日本人客23％増の1万7202人
＜デスティネーション＞
★HTJ「ハワイ・スペシャリストテスト」サイト開設
★香港ディズニーランド、業界向けにホテル・入園料を半額で提供
＜ホテル＞
★マリオット、ドイツ・ケルンに新ホテル開業
★ソラーレ、受験生対象の応援キャンペーン
●訃報　藤野公孝参議院議員の父君

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