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2006年3月2日

 JALグループ、新町CEOが退任・会長へ就任
 後任に財務出身の西松氏「早期の事態収拾を」

 JALは1日都内で記者会見を開催し、今般の内紛について陳謝するとともに、6月の定時株主総会後に、代表取締役グループCEO兼社長の新町敏行氏(63)が代表権のない会長となり、後任に財務畑出身で現在日本航空、日本航空インターナショナル、ジャパンの取締役を務める西松遥氏(58)が就任すると発表した。また、運航本部長の岸田清氏も西松氏と同じく代表権を持つ専務にあてた。岸田氏は、昨年末の安全アドバイザリーグループの提言を受けて新設する安全統括のトップ、「安全推進本部長」を務めることになる。これは、新町氏と西松氏とが検討した役員体制で、1日の14時から開かれた臨時取締役会で承認され、同日16時30分頃、国土交通省航空局長へ新人事体制を報告した後で発表した。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★JALグループ、新町CEOが退任・会長へ就任
 後任に財務出身の西松氏「早期の事態収拾を」
 人身一新と中期計画で賃金カットに組合理解を
 10月のJAL-J/JAL-I統合は予定通り実施
 西松氏「JALグループは存亡の危機にある」
■JAL西松−岸田体制で財務強化と安全運航を
<旅行関連>
★グアム・サイパンのホリデイ企画仕入を移管
 近ツー、HTM担当の東日本地区も本体に一元化
★近ツー1月実績、総取扱額5.7%減に
 海外は一般団体不振、ホリデイも4ヶ月連続減
★阪急交通社1月実績、海外旅行が約2年ぶり減少
 海外5.7%減・国内前年並みで総取扱額3.5%減
★トップツアー1月実績、総取扱額3.7%減
 海外旅行は団体好調も、企画商品が大幅減
★トラベルアンサーの05年度販売高が過去最高に
 ビィー・フリーソフト、電子決済等も早期装備へ
<航空関連>
★NWA、年間25億ドル規模のコスト削減目指す
 座席供給削減と機材更新、各労組との賃金交渉も
★AXESS、Eチケット推進で今年度末に24社対応へ
 IT・NET運賃自動化に着手、予約データ分析サービスも
★インラインスクリーニング、成田全体で実施を検討
 再編成後、2タミにJAL含む4-5社のラウンジ設置へ
★エア タヒチ ヌイ、ブログ・キャンペーンがスタート
 販売店120店舗に専用パンフレットラックを提供
★CPA、香港最高級中華料理店の味を全クラスで
<観光統計>
★イスラエル観光客数、05年累計で190万人突破
★カナダ、05年日本人訪問者は2.4%増の42.4万人
<デスティネーション>
★ローマ観光局、名古屋と札幌で観光セミナー開催
★マルタ観光局、作家クイネル氏の追悼ツアー企画
★「2006マカオ世界遺産年」、全世界で展開
<ホテル>
★ソラーレ、チサンイン名古屋栄の改装工事完了
 ノンスモーキングルームやレディースルーム設定
★全日本シティホテル連盟、1月平均利用率は上昇
<組織・人事>
●訃報 小張忠義タビックスジャパン取締役
●訃報 川端フィジー政観日本支局局長の父君
■為替市況(1日)

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