.

2006年3月3日

 JAL中期計画、中・長距離の観光不採算路線は見直し
 観光デスティネーションも個人旅行指向に

 JALグループが3月2日に発表した2006ー10年度の5カ年中期経営計画では、黒字化を図るために、国際線旅客事業のリストラとダウンサイジングが重要事項となっている。ビジネスクラスの販売を中心とし、エコノミークラスはJAL悟空等のPEX運賃拡大を図るということになると、観光デスティネーションのIT市場は先細りになる。観光デスティネーションの路線は現行では低価格な不採算路線であり、06年度は単年度計画で運休、減便を拡大するが、07年度以降も見直しを図っていく。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★JAL中期計画、2010年度営業利益1300億円
 国際線小型化でJEXがB737で短距離路線運航
 国際線供給2割減、6割が大型→6割が中小型へ
 JEXとJAZは機種ですみわけ、JAZはB767も
 観光デスティネーションも個人旅行指向に
 中・長距離の観光不採算路線は見直しへ
 西松氏、グループ一体化「完全統合が処方箋」
 JAL、単体の業績予想を下方修正
<旅行関連>
★JTB1月実績、海外再びマイナス・国内も減少
 総取扱額1%減、シンガポール・中国が低迷
★AB-ROAD.net、航空券オンライン予約に参入
 協力旅行会社に予約エンジンを提供
★HIS、「母娘ふたり旅」キャンペーン展開
★H.I.S.、「ちょっと贅沢な旅」を9方面で設定
★2005年の中国人訪日団体客数、21.7%増の5万7781名
★IACEトラベル、プライバシーマークを取得
★海事局、国内の船旅活性化へ懇談会、6月下旬に中間提言
★国交省、「わたしの旅100選」でモニターツアー実施
<航空関連>
★MAS、不採算路線の整理含む経営再建案を策定
 07年度での利益計上目指す
★COA、4月1日発券分より燃油サーチャージ引き上げ
★SIA、4月1日発券分より燃油サーチャージ改定
★ANA、成田−ソウルの「エコ割21」3万2000円など
★ANAグループ1月実績、国際線は1.2%減に
<観光統計>
★グアム2月速報値、日本人客4.4%増の8.4万人
★香港訪問者数、1月は12.4%減の10.2万人
<デスティネーション>
★ENIT、ウンブリア州テルニの日本語パンフレット作成
★「とっておきのドイツ」特集号、集英社から発売
<ホテル>
★リッツ・カールトン、北米でプラダのスパを提供
<組織・人事>
★人事異動 日本旅行(2)
■為替市況(2日)

back to 日刊旅行通信 INDEX


Copyright (c) 2006 The WING Aviation Press Co.,LTD, All RIght Reserved.

当ページのニュースは、日刊旅行・航空業界E-MAILニュース「日刊旅行通信」
から一部を抜粋し、掲載しています。
ニュースの続きは、「日刊旅行通信」でお読みいただけます。

お申し込みはこちらから
お問い合わせはmail@jwing.com
「日刊旅行通信」
(毎週月曜〜金曜発行、祝日休刊)
購読料(消費税込み):半年間33,600円 一年間63,000円