日刊旅行通信

2006年3月9日

　次世代型店舗の第1号店、4月に都内オープンへ
　太田近ツー社長、ブランド構築へ企業愛称検討

　近畿日本ツーリストの太田孝社長は、3月8日に開かれた代理業・特約店組織「旅丸会」総会の席上、「新たな企業ブランドの構築に向けた取組を開始しているが、創業50周年から次の100周年に向けて歩み始めた当社グループの強いメッセージを発信するため、“次世代型店舗”の第1号店を4月に都内へ出店する」ことを明らかにした。また、企業ブランドの構築について、太田社長は本紙に対し、「お客様にとってより呼びやすく、親しみやすい企業愛称が必要との問題認識を持っている」と述べ、団体セールスの場面でとくに認知度・浸透度の高い近畿日本ツーリストの社名は保持しつつも、それとは別に、企業ブランドネームを新たに打ち出したい考えを表明した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★次世代型店舗の第1号店、4月に都内オープンへ
　太田近ツー社長、ブランド構築へ企業愛称検討
　カシャ旅予約を本格展開、宿泊券のモバイル販売強化
　プラットフォーム戦略は2年間で100％形付けを
★05年度提販売上は3.8％増1400億円、目標達せず
　近ツー、宿泊券販売も未達、1350億円達成を
★スイス、コードシェア提携をJALからANAへシフト
　DLH統合・スター加盟に伴い、夏までJALと継続
★康KNTO支社長、06年日韓相互訪問450万人目標
　訪韓客250万人・訪日客200万人、地方観光促進
＜旅行関連＞
★京都の文化財、高精度複製しNYの展示会に出展
　HPと京都文化財団、デジタルアーカイブ事業で提携
★ぐるなび、ご当地グルメ人気調査で2位に愛知県
★JR東日本、「びゅうばす世界遺産号」運行
　日光・鬼怒川への直通特急運行で商品化
★JNTO、欧米18名の国際会議キーパーソン招請
＜航空関連＞
★CPA05年度決算、燃油費高騰により増収減益
★FIN、05年度利益が前年度比約3倍に
★日中航空政策対話WG、4月上旬メド開催で調整
★AXESS、南方航空の北九州新路線のブッキング・キャンペーン
★神戸空港でユビキタス実証実験を開始
★マダガスカル航空、ノシベの優待航空券を設定
★インフィニ、バンコクエアウェイズのDCS機能を稼動
★CAL、B737-800型機にウィングレット装着
★成田滑走路北伸工事「今年夏には着工したい」
＜デスティネーション＞
★西豪州パースから姉妹都市視察団が鹿児島訪問
　日豪交流年で姉妹都市間の相互交流促進
＜ホテル＞
★パンパシフィックホテルズアンドリゾーツ
　SIA搭乗券キャンペーンを12月末まで延長
★南海電鉄、ホテル経営子会社をオリックスに譲渡
■為替市況（8日）

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