日刊旅行通信

2006年4月5日

　AAL、関空―ダラス線のビジネス需要増に期待
　「予想以上の輸送実績」―稲場営業本部長

　アメリカン航空（AAL）旅客営業本部長の稲場則夫氏が弊社インタビューに答え、昨年11月に運航を再開した関空―ダラス／フォートワース線について、「予想以上の輸送実績」と好調ぶりをアピール。4月からは新たな企業契約がスタートするなど、収益の基盤となるビジネス需要の伸びに大きな期待を示した。
　稲場氏は、同路線のビジネス需要について、「首都圏と比べ関西は規模が小さく、コスト意識が高いため若干苦労している」と述べたものの、「電機や製薬などの製造業で、北米や中南米に拠点のある企業との契約は徐々に伸びてきている」と説明。さらに「中小企業向けに、ボリュームをベースとせずに、1人の利用でも可能な価格を設定している」とのことで、利用が広まりつつある。また九州地区からの乗り継ぎ需要もある。同社では、関西国際空港会社の協力を受けながら、さらなるビジネス需要の促進に努める考え。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★AAL、関空―ダラス線のビジネス需要増に期待
　「予想以上の輸送実績」―稲場営業本部長
　ダラス線定着後、次段階は関空―LA線
　Cクラス個人利用に注目、カリブプロモーション強化
　JAL直行便運休でラスベガス供給不足を懸念
★ポスト・メープル街道ツアーや冬商品が徐々に浸透
　秋ピーク平準化に一役、オンタリオ州ミッション来日
　05年日本人訪問者数、22.5万人でほぼ01年水準
＜旅行関連＞
★電通試算、団塊世代は「退職旅行」に1兆1160億円支出
　国交省調査、今後は「趣味楽しむ」57％に
★M22、オンライン決済で海外航空券販売を開始
　近ツーと共同販促展開、国内宿泊予約も拡充
★クラブツーリズム、谷村新司氏と共同で「夢人倶楽部」
★切磋琢磨と誠心誠意で阪急ファンを増やそう
　小島阪急交通社社長、入社式で強調
★近ツー、外貨購入をインターネットからも可能に
★06春闘、ツーリストサービスが賃金改善で合意
★外務省、太平洋諸島フォーラムとの高校生交流事業実施
★チェンマイ国際園芸博、日本出展が正式決定
★JTB、北関東地域で「日本の旬」キャンペーン実施
＜航空関連＞
★関空、昨夏比10便増の過去最高710便/週に
　06年夏季、JAL21便減便もNWA14便増などで
★JAL、海南航空と北京－西安・昆明コードシェア
★新北九州空港3月実績、SFJ利用率74.1％、JALは全線で69.5％
★JAL-G、SKY就航の羽田－札幌/福岡線で値下げ
★UAL、中部就航1周年でイベント
★SAS、新Cクラス導入で2つのキャンペーン
★AXESS、AZAのEチケット発券可能に
★インフィニ、KALのマルチアクセスET発券可能に
＜デスティネーション＞
★KNTO、「ありがとう韓流キャンペーン」実施
★LA観光局、元ドジャース監督のラソーダ氏がナビゲート
「See MY LA」キャンペーン継続、オープン懸賞実施
★エルビス・プレスリーの邸宅が国定史跡に指定
＜ホテル＞
★JALホテルズ、大分東洋ホテルとの業務提携を終了
★Hオークラ、岡山国際ホテルと販売提携契約締結
＜組織・人事＞
★人事異動　リクルート海外旅行事業

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