日刊旅行通信

2006年4月18日

　ANAセールス05年度営業利益27億円、計画上回る
　大野社長、中国低迷も米国好調で海外ほぼ前年並

　ANAセールスの大野晃二社長はこのほど、本紙のインタビューで2005年度決算見通しについて、グループ4社計で取扱高が前年比8％増の2760億円だったものの、営業利益は10％減ながら計画を上回る27億円を計上したことを明らかにした。営業利益の減少は、全日空の航空券原価高と設備投資によるもので、結果的には当初計画の22億円を5億円上回った。これを受けて、ANAセールスは2006年度について、取扱高は5％増の2890億円、営業利益は引き続き設備投資等のコスト増で15％減の23億円を目標としている。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★ANAセールス05年度営業利益27億円、計画上回る
　大野社長、中国低迷も米国好調で海外ほぼ前年並
　06年取扱高2890億円、営業利益540億円目標
　中国・欧州方面強化、シニアマーケットに照準
　ANA販社化スタート、中期で8割を自社社員に
★航空局、SKYに安全運航体制確立で改善勧告
　24日まで報告条件に札幌線認可、立検は継続
★SKY西久保氏会見、管理など「社内に甘さ」
　現場の声聞きつつ、社内の体制整備進める
＜旅行関連＞
★ANAS、チャーター便利用の「カナディアンロッキー」発売
★近ツー、ドコモプレミアクラブとの連携サービス開始
　須田JR東海相談役、「産業観光」で観光改革の必要性強調
★国交省、旅フェアでYOKOSO！JAPANトラベルマート開催
★エース保険、訪日外客受入旅行会社等向け新保険を発売
★楽天トラベル、「ランキング広場」をリニューアル
★JOPAとJASTAが6月に組織統合
★「クルーズイヤー2006」のホームページ更新
★ウィーン市内のスリ被害多発でスポット情報
＜航空関連＞
★アエロフロートがスカイチームに加盟
★インフィニ、SAAの事前座席指定機能を稼動
＜デスティネーション＞
★NZ政観、「夢のNZ旅行」キャンペーン実施
★ワイキキ・ビーチウォークのテナント発表
＜ホテル＞
★ハイアット、禁煙室とベッドタイプの確約サービス開始
★ハイアット・カンクン、今年秋に再オープン
★フォーシーズンズ、オペラハウスに2000万加ドルを寄付
＜組織・人事＞
★人事異動　JTB（5月1日付）
★人事異動　国交省（4月15日付）
■為替市況（17日）

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