日刊旅行通信

2006年4月26日

　旅行会社数は3年連続減、市場シェアも縮小傾向
　国交省、「旅行業者バイパス現象」で変革促す

　第1・2・3種旅行業および代理業者数は、2005年4月1日現在で1万702社と3年連続減少し、旅行業者の総取扱額も1996年のピーク時に比べれば2004年は26％減とマーケットが縮小、総旅行消費額に占める取扱いシェアも30％程度に留まっている──国土交通省が旅行業の現状と課題を洗い出した資料の中で、こんな実態が浮き彫りとなった。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★旅行会社数は3年連続減、市場シェアも縮小傾向
　国交省、「旅行業者バイパス現象」で変革促す
　大手旅行会社10社で総取扱額の51.2％シェア
★3月の出国日本人2.3％増と2カ月連続プラス
　訪日外客1.7％増、1-3月7％増と好調
＜旅行関連＞
★ワーホリ制度、イタリアやデンマークへ拡大検討
　日EU交流拡大へ、JETプログラム増大検討も
★近ツー、体験型商品中心に夏の家族向け商品を順次発売
★HIS、3月の海外旅行取扱高速報は17.8％増記録
★エジプトシナイ半島の連続爆発でスポット情報
★国交省観光運輸局日光の観光活性化、川越市で舟運を観光活用
★GTO、アメックスの企業間決済専用カードを利用開始
＜航空関連＞------------------------------------------------
★JAL、中国線のサーチャージ申請額を変更
　認可得られず、上海－福岡除き一律3100円に
★ウラジオストク航空、羽田スルーチェックイン可能に
★中国東方航空、燃油サーチャージ値上げ申請、6/1～
★中部GW期間、出入国者は前年より14％増加へ
★JAL西松次期CEO、5月12日にFCCJでスピーチ
★アマデウス、05年全世界予約数は4.2％増に
★南方航空、5月に北京―平壌線を開設
★SKY、GW期間の予約率は55.8％
★SFJ、GW期間の予約率は54.9％に
＜観光統計＞
★3月訪豪日本人5.6％減、1-3月累計は2.6％減
＜デスティネーション＞
★TA、「もっとオーストラリア」キャンペーン展開
　上期はゴールドコーストをゲートウェイに
★マレーシアでの長期滞在プログラム適用条件変更
＜ホテル＞
★ワールドホテルズ、南京のホテルが新規加盟
★フォーシーズンズ・シドニー、新しいスパトリートメント開始
■為替市況（25日）

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