日刊旅行通信

2006年5月31日

　ドイツW杯観戦チケット入手できずツアー中止
　マックスエアサービス、申込者1200名／2.5億円程度に

　スポーツ観戦ツアーを手掛ける第1種旅行業のマックスエアサービス（本社：東京都千代田区、指田清一社長、資本金4200万円、国土交通大臣登録539号）は、ワールドカップサッカー・ドイツ大会の日本代表戦の観戦チケット付ツアーを発売していたが、5月30日夜、契約先の中国国際体育旅遊公司からの観戦チケット入手が不可能になったと判断せざるを得ないとして、全ての観戦ツアーをキャンセルすることを決定した。ツアー申込者は約1200名、払込済みの旅行代金は2億5000万円程度に達する模様。
　観戦チケット代金や航空券代、ホテルのデポジットなどは、既に取引先に支払い済みのため、中国国際体育旅遊公司に対してチケット代金の返金や補償を求めるほか、航空券のリファンドを含めて可能な限り資金回収を進め、消費者への旅行代金の返金に充てる方向だ。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★ドイツW杯観戦チケット入手できずツアー中止
　マックスエアサービス、申込者1200名／2.5億円程度に
　契約先は中国国際体育旅游公司、入手不可能に
★JTBとJCBが合弁持株会社「J＆J事業創造」設立へ
　10月にギフトカードと会員サービス事業会社化
　共同キャンペーン展開やJCBトラベルも融合検討
＜旅行関連＞
★第4の登録区分として「特定第3種旅行業」新設
　国交省、第3種の着地型ツアー容認で省令改正
★日中領事当局間協議、6月5日に東京で開催
　中国人訪日団体観光の実施状況で意見交換も
★ANAセールス、3世代に焦点の「ANAピカ夏家族旅行」発売
★日旅、「海外語学研修＆生活体験プログラム」発売
★日中旅行社、中国方面の業務拡張で社員募集
★シルバーシークルーズ、日本でPR会社選定し販売を強化
★ユナイテッドツアーズ、サッカー留学ツアー発売
＜航空関連＞
★エアドゥ05年度決算、路線増強で増収増益
★アマデウス、出張管理システムでカールソンと提携
★南方航空、海口―シンガポール、ウルムチ―バクー線開設
★アジア系2社、4月の輸送実績
＜デスティネーション＞
★オーストリア政観、スペシャリスト育成プログラム実施
★STB、スウェーデン＆エストニアセミナー開催
★2008年アジア太平洋JCI、開催地が釜山に決定
＜ホテル＞
★リッツ・カールトン、上海浦東に2010年新ホテル開業
＜組織・人事＞
★JALホテルズ町田社長退任、新社長に堤葵氏
★ドミニカ共和国観光省、日本事務所開設
■為替市況（30日）

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