日刊旅行通信

2006年6月19日

　JATA理事長に梅田春実国交省鉄道局長就任へ
　閣議了解得て7月中旬頃着任、旅行業課長も経験

　日本旅行業協会（JATA）の理事長に、梅田春実（うめだ・はるみ）国土交通省鉄道局長を充てる人事がこのほど固まった。国交省のキャリア人事は7月中旬頃にずれ込む見通しで、局長級人事は閣議了解を得て正式に決定、着任は7月中旬頃となる模様。国交省の現役局長がJATA理事長に就任するのは、今回が初めて。
　梅田春実氏は、1949年7月24日生まれの56才、長崎県出身。九州大学法学部卒業後、1973年4月運輸省（現国土交通省）入省。1991年6月からの2年間、観光部旅行業課長（現旅行振興課長）を務めており、観光・旅行業界にも明るい。当時は、1991年1月に開戦した湾岸戦争によって海外旅行需要が大幅に落ち込んだ時期であり、旅行業課長在任中は需要回復にも尽力した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★JATA理事長に梅田春実国交省鉄道局長就任へ
　閣議了解得て7月中旬頃着任、旅行業課長も経験
★中国と韓国、段階的オープンスカイで合意
　韓国、中国便倍増、仁川空港ハブ機能強化狙う
★TIJ、来年4月より会費値上げし財務基盤強化
　06年度は観光庁創設実現へ活動、産学連携強化
＜旅行関連＞
★プルマントゥールクルーズ、GSAジェイバが日本で販売開始
★JOPA、JASTAとの統合を正式承認、客船事業振興委として再出発
★近ツー、ホリデイスペシャルで夏の学生海外旅行新商品
★HISとサイバーエージェントで提携、ブログ「旅ブロ」スタート
★トップツアー、丹後100kmマラソン参加ツアー発売
★昭文社、『たびえーる』関西版・東海版創刊
★JALとVISAカード、オンライン予約キャンペーン実施
＜航空関連＞
★山東航空、関空乗り入れを計画、航空交渉次第
★EVA、関空―台北線が週9便に増便
★関空、2007年度13万回向け利用促進を強化
★ドラゴン航空、5年連続ベスト・エアライン・チャイナ賞
★NY3空港が空港満足度アンケート調査実施中
★THA、南アのヨハネスブルクへ直行便開設
★エアドゥ、ホームページをリニューアル
★インフィニ、HVNのマルチアクセス機能が稼働
★アマデウス、プルコボ航空の機能を拡充
★エアタヒチヌイ、4年連続太平洋の「ベスト・エアライン」
＜デスティネーション＞
★ATEアデレードで開幕、中・印増加で訪豪者数伸びる
　TAモリス局長「日本市場はイールド重視」変わらず
★中国山東省・済南市直行便開設に期待、業界向け報奨制度も
★ビバリーヒルズの日本語新ガイドが完成
★フィリピン政府、ロングステイビザ発給条件を緩和
★プリンス・エドワード島をWEBでPR、ACAと観光局が展開
＜ホテル＞
★リッツ・カールトン、米NY州に新ホテル計画
★マンダリン東京、23日からザルツブルク・フードフェア開催
★JALホテルズ、「ホテルJALシティ那覇」開業
★東急ホテルズ、予約センターをフリーダイヤル化
■為替市況（16日）

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