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2006年6月30日
ジャルパック05年度決算、営業赤字で復配見送る
06年度製販一体の組織再編で経営基盤強化図る
ジャルパックがこのほど発表した2005年度(05年4月〜06年3月)の通期決算は、営業収益が前年度比8.1%減の1073億6100万円、営業費用が7.7%減の1089億3600万円となり、営業損益は前年度の12億3200万円の赤字が27.8%膨らみ、営業赤字は15億7500万円となった。ただし、海外現地法人からの配当、為替差益などの営業外収益が19億100万円あり、結果的に経常利益は14.3%増の3億400万円、税引後当期純利益は54.9%減と5割以上減少したものの1億5800万円の黒字を確保した。
同社では、2004年度からスタートした3カ年計画の「ジャルパック中期ビジョン」を基本方針として事業再生計画を進め、05年度は営業黒字化による復配を目指したが、経常ベースでは2年連続、当期ベースでは3年連続の黒字を確保したものの、営業黒字に転換できなかったことで復配は見送った。
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日刊旅行通信 CONTENTS
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<トップニュース>
★ジャルパック05年度決算、営業赤字で復配見送る
06年度製販一体の組織再編で経営基盤強化図る
<旅行関連>
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<ホテル>
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<組織・人事>
★ジャルパック非常勤監査役に前IATA事務局長の峯岸氏
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★JALUX、事業本部体制を再編、BtoC事業を強化 |
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