日刊旅行通信

2006年7月6日

　JALとJTB提携、海外・訪日限定も国内は認識差異
　他社と関係継続、排他的提携でないと両社強調

　JALグループとJTBグループは7月5日、既報の通り、海外チャーター便の共同企画、ルックJTBとアイル・アヴァの共同展開、訪日旅行手配業務移管などで業務締結することで基本合意書に調印した。チャーター便については、JTBワールドバケーションズとジャルパックが年間100便以上を全国の空港から企画・商品化する。航空業界、旅行業界のリーディングカンパニーが提携することに対して、他の航空会社、旅行会社からの反発も予想されるが、これについてJALは他の旅行会社との関係は継続されるとし、JTBは今回の提携は海外と訪日旅行に限定され、国内は他の航空会社との提携の可能性もあり得るとしている。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★JALとJTB提携、海外・訪日限定も国内は認識差異
　他社と関係継続、排他的提携でないと両社強調
　年間100便以上のチャーター計画、3万人以上開拓
　JTBWバケーションズとジャルパックが共同企画
★中国国家旅游局「中日観光の夕べ」開催
　邵局長「北海道宣言前倒しへ輸送力拡大を」
　北側大臣「訪中で大きな仕事」日中間増便示唆
★国交省幹部人事、安富事務次官の就任正式発表
　官房長に武歳総合政策局長、技監に谷口道路局長
　観光部門、7月から6課拡充で新体制出揃う
　航空局は鈴木局長・本田次長・前田審議官体制に
＜旅行関連＞
★日通旅行事業、法人営業と個人旅行直販に集中
　ウェブ展開、旅行商品はルックワールドに一本化
★近ツー、芸能人対抗国際親善野球大会の入場券とツアー発売
＜航空関連＞
★ICAO通じ必要なアクション要請を検討
　国交省、北朝鮮ミサイル民間航空へ脅威として
★ANA、9月搭乗分割引運賃を追随値下げ
　JALと同額、羽田－札幌/福岡線更に安く
★18年度のエアポートプロモ活動は過去最高数
　2期滑走路供用を控え活動が活発化
★SIA、機内エンターテイメントサービスを拡充
★CPA、客室乗務員が歴代ユニフォームを着用
　創立60周年を記念、9月24日まで実施
★エミレーツ、中部・関空・成田でサッカーW杯を放映
＜デスティネーション＞
★南ア政観、南部アフリカワークショップを開催
★「香港ショッピング・フェスティバル」スタート
　無料で特典冊子を配布、毎夜屋外ショーも開催
＜ホテル＞
★フォーシーズンズ・バンコク、特別宿泊プラン発売
　「トータリータイパッケージ」、バンコクの魅力を満喫
★ソラーレ、「チサングランド佐世保」8月12日開業
　長崎県で2軒目、旧ホリデイ・イン佐世保を改装
■為替市況（5日）

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