日刊旅行通信

2006年7月20日

　ルックJTB販売好調で、06年目標136.4万人に上方修正
　伊藤社長「中国完全回復・価値価格で攻勢」

　JTBワールドバケーションズは7月21日からルックJTBの2006年度下期商品を発売するが、ルックJTB2006年度上期の販売見込人員は前年比8％増の67万 1000人と堅調に推移、これを受けて同社は下期の販売目標人員を2％増の69万3000人とし、2006年度販売目標人員を1月時点の3％増の135万人から4％増の
136万4000人に上方修正した。
　これについて、伊藤正人社長は「上期を方面別に見ると、中国が昨年の反日の反動で225％と反日以前の04年を凌ぐ数字を示している。ビジネス需要が増えたなど多少の変化はあるが、反日の影響今やなしと完全回復した」と中国旅行需要の“完全回復”を明言した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★ルックJTB販売好調で、06年目標136.4万人に上方修正
　伊藤社長「中国完全回復・価値価格で攻勢」
　ルックJTB下期、オセアニアを重点販売
　季節限定商品充実、早期割引にカンタスとANZ
　世界一の高山鉄道「青蔵鉄路」を初めて商品化
★ジャルパック今期も苦戦、JAL供給10数％減少
　ワンワールド、JAL提携会社の商品造成拡大
　ジャルパック上期3％減の22万人、アイル10％減
　下期3％増目標、地方発成田商品の需要拡大
　シニアパッケージ強化『浪漫飛航』発売
＜旅行関連＞
★旅行業の中抜き進展も生き甲斐創造産業に成長を
　梅田JATA新理事長、より強い業界に発展へ努力
　2000万人達成へ東アジア重要視、羽田国際化に期待
　インバウンドのビジネスモデル構築が課題
★マックスエア、18日に自己破産手続き開始決定
　19日に債権者説明会開催、経緯説明も質問殺到
★奈良市、代官山に「東京観光オフィス」開設
　シニア層・修学旅行生を中心に誘致活動を展開
★南アフリカツアーを拡充、2600名の送客目指す
　阪急交通社、新コース投入、人気商品で2名催行も
★日本旅行、「中国絶景ハイキングの旅」発売
＜航空関連＞
★鈴木新航空局長「前向きで分かりやすい行政」
★JAL、公募増資発行価格を211円に設定
★CPA、ウェブサイトを刷新し利便性を向上
★AALのJ.アーピィーCEO、「経営者リーダーシップ賞」を受賞
＜デスティネーション＞
★伊・ジェノバの邸宅群などが世界遺産に認定
★フランス政観、10月に3都市でワークショップ開催
＜ホテル＞
★インターコンチ、「ラグジュアリーエスケープ」プログラム実施
＜組織・人事＞
★人事異動　JTB（8月1日付）
■為替市況（19日）

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