日刊旅行通信

2006年7月21日

　国交省観光部門、全メンバー揃い新体制で始動
　1000万人達成へ「新たな切り口オントップを」

　国土交通省観光部門は7月1日付で6課体制に拡充され、7月18日付の人事異動を受けて、全メンバーが出揃い新体制でスタートを切った。今回の組織拡充と人事異動では、6課のうち4課の課長が新任となるなど、まさに新たな陣容で観光政策に臨むこととなる。
　旅行業界をはじめ観光事業者を広く所管する観光事業課の花角英世課長は、既に本紙7月5日号で紹介済みだが、ビジット・ジャパン・キャンペーン（VJC）を担当する篠原康弘国際観光課長、観光による地域振興を担当する重田雅史観光地域振興課長、観光統計整備などを担当する荒木由季子観光経済課長に、それぞれ就任の抱負を聞いた。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★国交省観光部門、全メンバー揃い新体制で始動
■1000万人達成へ「新たな切り口オントップを」
　篠原国際観光課長、VJC目標視野に入ってきた
■観光による地域振興は「持続と自立」が必要
　重田観光地域振興課長、コミュニティビジネス支援も検討
■観光統計整備進め「観光政策の土台」構築を
　荒木観光経済課長、VJC欧豪はビジネス客誘致も
＜旅行関連＞
★2007年度の重点外交政策に「アジア外交の強化」
　外務省、日本の魅力とメッセージの積極発信も
★日インド間の相互交流拡大へ、ビザ簡素化検討を
　日印共同研究会、印への観光投資拡大にも期待
★グローバルトラベルオンラインが夏キャンペーン
　オプショナルやチケット無料提供、目標1000名
★ルックJTB西日本、上期9％増・下期前年並み目標
★コスタクルーズ新造船「コンコルディア」就航
　充実したスパ施設でクルーズライフの新スタイルを提案
　「コスタクラシカ」、12月よりドバイクルーズ開始
★ディーエスイーネット、「地球の走り方」制作
　海外におけるレンタカー利用法をDVDで紹介
★JTBロイヤルロード銀座、下期「旅彩彩」56％増目標
　団塊世代のリタイア意識、特別な体験盛り込む
★楽天トラベル、国内宿泊2万軒突破でキャンペーン
　全国各地にITCを配置、地域密着サポート体制整備
＜航空関連＞
★成田空港第二ターミナルに立体映像の出発案内
　JAL、「ご出発ナビ」を7月22日から開始
★ANAとビットワレット、沖縄美ら海水族館にEdy導入
★AMR、今年第2四半期決算は2億9100万ドルの利益計上
＜観光統計＞
★6月の北マリアナ諸島日本人客、26.5％減の2.2万人
＜デスティネーション＞
★ポーランド政観、直営の東京支局として再出発
　需要の高まりを受け日本市場へてこ入れ
＜ホテル＞
★リッツ・カールトン、カリブ海セント・ルシアに新ホテル
　2009年開業予定、総客室数275室
＜組織・人事＞
★役員人事　日本旅行（7月20日付）

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