日刊旅行通信

2006年8月8日

　JAL、年内にも国際燃油サーチャージ再値上げへ
　国際線路線網のさらなる見直し「あり得る」

　日本航空グループが、年内にも国際線燃油サーチャージの再値上げに踏み切る方向で検討していることが、8月7日明らかになった。同日行われた2006年度第1四半期決算の発表時に、日本航空の竹中哲也取締役経営企画室長が言及した。時期・値上げ幅は今後検討していく。また、竹中氏は、「国際線のさらなる見直しはあり得る」と述べ、サイパン線からの撤退など、昨年度“大ナタ”をふるった国際線の路線網を、来年度さらに見直す可能性があることを認めた。今年度については「発表済み」として、年度内の大幅な路線改廃はないとした。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★JAL、年内にも国際燃油サーチャージ再値上げへ
　国際線路線網のさらなる見直し「あり得る」
　国内燃油サーチャージは「わかりにくい」と廃止
　国際は05年2月の導入以来相次ぐ値上げ、額膨張
★国際線見直し等で増収も当期損失267億円に
　JAL第一四半期「想定通り」通期予測も据え置き
　国際線は供給減少も需要大きく落ち込まず
　旅行企画販売事業セグメントは営業損失20億円
　ジャルパック売上前年割れ、ジャルツアーズ前年並み
＜旅行関連＞
★ユーラシア第3四半期、当期純利益1億8900万円
★観光広報大使に木村佳乃さんを再任命
★琵琶湖畔と天橋立地区の宿泊施設でISO14001取得
　業界では初、JTB協定旅館ホテル連盟が取得推進
★パシフィックインターナショナル破産手続開始決定
＜航空関連＞
★BAW、06/07年度第1四半期も増収増益、利益率9.1％
通年売上予測を6-7％増に上方修正、低価格戦略も奏功
★DLH、今年度上半期は増収増益に
通年業績は前年度上回る見通し示す
★米系3社7月の輸送実績
★AXESS、露プルコボ航空が新規参加
★SIA、冬スケで豪・南ア路線など増便
＜デスティネーション＞
★TIA、「SeeAmerica.jp」で映画テーマのクイズ・キャンペーン
★「ニュージーランド個人研修旅行」参加者募集
＜ホテル＞
★ワイレアに「ワイキキ・ビーチ・ヴィラ」オープン
　最高級コンドミニアム、充実したサービスを提供

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