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2006年8月17日【特別号】

 JALグループ、国際線燃油サーチャージ値上げ
 10月発券分から、長距離線片道1万3600円に

 JALグループは国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を10月1日発 券分から値上げすることを正式に決定し、8月17日に国土交通省に申請した。 それによると、片道ベースで欧州・オセアニア・太平洋・中東方面は1万 3600円(往復2万7200円)に、ハワイやタイ・マレーシア・シンガポール・イ ンドネシア・インド方面は1万円(往復2万円)と遂に片道1万円の大台を突破 した。
 方面別に見ると、日本発香港行きが片道1800円から3.3倍増の6000円と大幅 に値上げされるほか、太平洋・欧州・中東・オセアニア線が片道8000円から 70%増の1万3600円、中国線が片道3000円から60%増の4800円に値上げされ る。
 また、これまでハワイ片道8000円、タイ・マレーシア・シンガポール・イン ドネシア・インド片道6500円と差があったが、今回はこれら方面を一律片道 1万円とした。これにより、ハワイ方面の上げ幅を全方面で最も低い25%増に 抑えた。その一方で、グアム・台湾・フィリピン・ベトナム方面は片道3900円 から6000円と5割以上の上げ幅になった。
 JALでは、現在の燃油価格の上昇は過去に例を見ない状況で、JALグループの 業績に極めて大きな影響を与えているとし、「様々な収支改善策に取り組んで きたが、現在の航空燃油費の高騰は自助努力の対応範囲を超えている」とし、 国際線利用者負担に転嫁する。

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