日刊旅行通信

2006年8月21日

　50代を重点ターゲットにシェア3～4割目標
　ANAハローツアー、ファン増やしリピーター育成

　ANAセールスは、先頃発売した2006年度下期のANAハローツアーで、観光型周遊商品を大幅に拡充したが、西田透東京旅行支店海外商品造成部長は本紙インタビューに対し、「最大のターゲットは団塊世代を中心とした50～59才。ANAハローツアーの50代の参加者数シェアは、現在約20％だが、ここ2～3年で30～40％台まで引き上げたい」と述べ、人生経験と旅行経験の豊富な50代を取り込むためには、「驚きと感動を与える観光型周遊商品の拡充が必須」との考えを示した。また、シニア世代の“入口”といえる50代で「ANAハローツアーファンを増やす」ことでリピート率を上げたいとし、それによって一大市場を形成する次世代シニアを重要顧客として位置づけたいとの意思を表明した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★50代を重点ターゲットにシェア3～4割目標
　ANAハローツアー、ファン増やしリピーター育成
　観光型周遊商品とCLUB ANAで上期販売額15％増
★中国側成田増枠週14便、エアチャイナが独占
　成田―北京、上海線1日3便、関空―上海線1日2便
　上海航空も冬期より関空―上海線を週10便に
＜旅行関連＞
★日旅下期商品、秋に中国・ヨーロッパをキャンペーン
　下期目標5％増22万人、上期7％増22.2万人予測
★過去最大の360名がチャーターでスロバキア訪問
★楽天第2四半期、旅行事業経常益7割増の12億円
★HIS、スポーツ満喫バリ島ツアー発売、アディダス協力
★ガウディ作品の魅力にどっぷり―近ツーが商品化
★近ツー「カシャ旅」、GOOD DESIGN2006に出展
＜航空関連＞
★成田便への影響必至、米中路線の申請相次ぐ―米系各社
　UALは首都直行便、NWAはデトロイト―上海線
★海南航空、冬期より関空―海口線を再開
★東方航空、成田―上海―西安線の上海―西安間を運休
★エーデルワイス航空、スイスから日本各地へ来夏チャーター便
★JAL、今冬もアラスカへチャーター便10本設定
★JAL、Amazon.co.jpとオンラインショッピング提携
★関空7月国際旅客は前年並み、国内線は4％増
★ドラゴン航空、7月に旅客数50万人突破、単月で初
★UAL、燃油サーチャージ引き上げ、9/1～
★トルコ航空、燃油サーチャージ引き上げ、10/1～
★CPA、下期PEX運賃を発表、香港往復4万円～
＜観光統計＞
★6月のドイツ外国人宿泊総数、W杯開催で31％増の570万泊
＜デスティネーション＞
★キューバセミナー、エア・カナダが主催
　大使館協力、冬期トロント線需要促進の一環
★KTO、「2006韓国体験ツアー」企画、参加者募集
＜ホテル＞
★ソラーレホテルズ、大阪で「ソラーレEXPO」開催
★アップルワールド、代理店向けサイトをリニューアル

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