日刊旅行通信

2006年8月24日

　米本土フライ＆ドライブのパッケージツアー
　旅行各社、新たな需要開拓へ下期に商品発売

　アメリカ本土への新しい旅行形態として、レンタカーを利用した「フライ＆ドライブ」が注目されている。FITの進行に伴い、これまではレンタカーの個人手配が中心だったが、レンタカーを組み込んだパッケージツアー（募集型企画旅行）も出始めている。ANAセールスは下期から7コースのツアーを設定した。手配旅行で多くのレンタカー利用を取り扱ってきたエイチ・アイ・エス（HIS）も今秋を目途に、フライ＆ドライブのパッケージツアーを発売する。日本旅行業協会（JATA）は来年を「フライ＆ドライブ年」として、アメリカを中心にフライ＆ドライブのパッケージツアーの促進を図る予定だが、アメリカのデスティネーションとしての多面的な魅力を広げるとともに、新たな需要創出へ旅行各社のフライ＆ドライブの本格的な取り組みが期待される。（詳細は、ウイングトラベル9月4日増刊号アメリカ特集に掲載）

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★米本土フライ＆ドライブのパッケージツアー
　旅行各社、新たな需要開拓へ下期に商品発売
　ANAセールス、レンタカー＋ホテル「ぷち旅」拡充
　HIS、「ドライブの旅アメリカ」人気上昇
＜旅行関連＞
★国交省、全国的に宿泊旅行統計予備調査を実施
　来年1月の本格調査前に約150000宿泊施設対象
★JTB調べ、増える「遅めの夏休み」、取得者の85％が旅行
★クラブメッド、高樹沙耶を招きカビラでスペシャルイベント開催
★JCB、米大手カード会社ディスカバーと提携
＜航空関連＞
★キャセイとエア・チャイナの提携、株主が承認
　キャセイのドラゴン航空100％子会社化も
★KAL、06年度第2四半期は増収増益
★ルフトハンザ、ミュンヘン―サンパウロ線就航、日本路線と接続
★JAL第三者割当増資、航空機購入に1469億円調達
　99億円が払込み、各49.5億円を資本金/準備金へ
★コネクション・バイ・ボーイングを年内一杯で、中止
★南方航空、北京―上海、杭州、成都線開設
★欧州系4社7月の輸送実績
★インフィニ、香港航空会社のダイレクトアクセス機能が稼働
★SKY決算、福岡等不振と費用増で営業損失34億円、通期下方修正
★スカイマーク、団体割引運賃を届け出
★スターフライヤー、「敬老の日キャンペーン」
＜デスティネーション＞
★ENIT、イタリア国内の世界遺産を網羅したパンフレット作成
★ジャマイカ政観、映画「ワン・ラブ」公開で旅行需要を喚起
＜ホテル＞
★リッツ・カールトン・セント・トーマス、今夏より改装開始
★ソラーレ、「上越マンテンホテル」の運営受託
＜組織・人事＞
★人事異動　成田国際空港会社

back to 日刊旅行通信 INDEX