.

2006年9月1

 燃油サーチャージ一定額を普通運賃組み込み
 鈴木航空局所感「燃油基準価格の見直し」示唆

 国土交通省の鈴木久泰航空局長はこのほど、本紙のインタビューで、長距離線で片道1万円を超える燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)について、あくまでエアラインが議論する話と前置きした上で、「ある程度は普通運賃に組み込み、残りを(燃油)サーチャージとする方法が正しいのではないか」との見解を示した。
 鈴木局長は今秋から始まるIATA(国際航空運送協会)の運賃調整会議で、「来年度以降(普通運賃と燃油サーチャージの関係を)どうするかという議論が出てくるだろう」との見通しを示し、その中で、シンガポールケロシンの基準価格が1バーレル32.8ドルという数字の見直しに踏み込む可能性を示唆した。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★燃油サーチャージ一定額を普通運賃組み込み
 鈴木航空局所感「燃油基準価格の見直し」示唆
 羽田国際線、石垣までは「あくまで目安」
 距離制限「各国の希望見ながら時間かけ決定」
 チャーター便の普及へ規制緩和「勉強する」
★IATAビジニャーニ事務総長が来日
 今年の業界損失額、17億ドルに縮小修正
 コスト削減や好調な需要が燃油費高騰分を吸収
 Eチケット化で日本の遅れを警告
 「東京のインフラ整備最優先、関西は過剰」
★グアムに「シェラトン・ラグーナ」来年4月開業
 パレスホテルを改装、スイート利用を前面に
<旅行関連>
★外務省、インドネシアの爆弾テロ注意喚起でスポット情報
★阪急グループ、創立100周年を迎え記念ロゴを制定
★日旅、九州2大学でシニア向けの短期留学プログラムを提供
★「名湯ゆこゆこ」提携旅館のオンライン予約可能に
<航空関連>
★IATA7月の輸送実績、搭乗率過去最高8割超える
★機内での携帯電話利用、ライアンエアー07年半ば導入計画
★アマデウス、オンライン予約数上半期で28%増に
★ANZ、新シートのCクラス正規割引運賃を設定
★ANZ、無料航空券10組20名にプレゼント
★JAL-G、特便割引28改め「先得割引」を設定
★ANA 国際線燃油サーチャージ改定を正式発表、40億円程度の増収
★関空、トランジットツアーが9月からスタート
★SFJ、11月から羽田−北九州線の一部深夜早朝便減便
★ギャラクシーに航空事業許可、10月31日から羽田−那覇運航開始
<観光統計>
★7月の訪韓日本人客4%減、3カ月ぶりにマイナス
★7月の訪台日本人客1.5%減、2カ月連続マイナス
★7月のハワイ日本人客、9.1%減の11万6921人
★7月北京の日本人訪問者数35%増の4.2万人
 上海は8.8万人も2.2%、増便で需要増期待
<デスティネーション>
★ベルギー観光局、19日にセミナー&ワークショプ開催
<ホテル>
★シャングリ・ラホテル東京、09年3月1日開業
■為替市況(31日)

back to 日刊旅行通信 INDEX


Copyright (c) 2006 The WING Aviation Press Co.,LTD, All RIght Reserved.

当ページのニュースは、日刊旅行・航空業界E-MAILニュース「日刊旅行通信」
から一部を抜粋し、掲載しています。
ニュースの続きは、「日刊旅行通信」でお読みいただけます。

お申し込みはこちらから
お問い合わせはmail@jwing.com
「日刊旅行通信」
(毎週月曜〜金曜発行、祝日休刊)
購読料(消費税込み):半年間33,600円 一年間63,000円