日刊旅行通信

2006年9月4日

　経産省、地域ぐるみの魅力向上を総合支援へ
　新規に6億円要求、5カ年計画策定や事業を補助

　各省の2007年度（平成19年度）予算の概算要求が出揃ったが、経済産業省は観光・集客サービス産業の創出にむけ、新たに、「地域ぐるみ魅力向上プロジェクト支援事業」を創設、新規に6億円を要求した。また、現在のサービス産業創出支援事業を衣替えし、「サービス産業生産性向上支援調査事業」を立ち上げ、23億円を要求する。
　まず、「地域ぐるみ魅力向上プロジェクト支援事業」では、特色ある地域の産業や工場、商店街、農林水産業、NPO、異業種などが連携し、地域ぐるみで地域観光集客サービスの創出を図っていく取組について、総合的に支援していく。同省が得意とする地域産業や商店街などを巻き込んだ取組を促すのが特徴で、これにより地域全体の活性化につなげたい考えだ。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★経産省、地域ぐるみの魅力向上を総合支援へ
　新規に6億円要求、5カ年計画策定や事業を補助
　サービス産業創出支援は観光など3分野で9億円要求
　■外務省、青島総領事館など10公館新設を要求
　■法務省、出入国審査体制強化で倍増の54億円要求
　■環境省、エコツーリズム総合推進に2.4億円要求
　■農水省、地産地消モデルタウンを5地域で展開へ
　■文科省、ロケ誘致に3000万円、「日本交流使」も
　■総務省、地方移住・交流促進調査に6000万円要求
★NWA、10月より成田―グアム・サイパン線増便
　関空―サイパン線は運休、名古屋は運航継続
＜旅行関連＞
★JNTOの海外事務所・市場開拓業務など民間開放を
★外務省、パスポートの電子申請を9月末で停止
★ヒットツアーズ、グアムで「フライ＆ドライブ」パッケージ化
★トラベル懇話会が総会、業界発展の提言を提出へ
★日旅7月実績4％増、国内減も海外12％増に
★HIS、ナムコとの共同企画第2弾バリ島ツアー
＜航空関連＞
★鈴木航空局長、燃油サーチャージは現行維持
★中国国内線の燃油サーチャージ、9月より値上げ
★NY-NJ3空港で上半期旅客5000万人を突破
★アマデウス、10月21日にシステム検定実施
＜観光統計＞
★7月の訪中日本人客、17％増の31万人に
＜デスティネーション＞-
★タヒチ観光局、若年層・シニア層の拡大に注力
★オランダ、レンブラント生誕400周年で好調
＜ホテル＞
★リッツ・カールトン大阪、9月より全面改装開始

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