日刊旅行通信

2006年9月5日

　7月の日本人海外訪問者数、地域で明暗分かれる
　中国、反日デモから回復も韓国需要に陰り

　7月のアジア・太平洋方面のデスティネーション別訪問者数が、ほぼ出揃った。昨年4月の反日デモのリバウンドで、中国、韓国への訪問者数は5月以降、二桁台の増加を示していたが、7月は中国が前年同月比16.5％増と引き続き好調な反面、韓国は4.2％減とマイナスに転じた。1-7月の累計でも中国への訪問者数は8.0％増なのに対して韓国へは4.5％減と明暗を分けている。日中韓の観光交流拡大が海外旅行者数の伸びにつながるだけに、8月以降の両国への訪問者数が気になるところだ。

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＜トップニュース＞
★7月の日本人海外訪問者数、地域で明暗分かれる
　中国、反日デモから回復も韓国需要に陰り
　マカオ大幅増、香港とシンガポールも上昇基調
★中韓オープンスカイで各社韓中路線増強
　KAL、2010年までに中国40都市乗り入れ
　直接乗り入れ都市少ない日系
＜旅行関連＞
★伊藤忠、石川県・新潟県と地域振興で提携
★ニールセン調査、「休暇・旅行」への消費意欲47％へと上昇
★Yahoo!トラベル、高級宿泊施設に特化したサイト開設
★アメリカでアニメ出演、HISがキャンペーン
★温泉情報誌「ゆこゆこ」と「おいしっくす宅配便」が業務提携
★シルバーシー、ウィスパー号に日本人シェフを乗船
＜航空関連＞
★COA下期PEX運賃、ミクロネシア行きの内容を変更
★国交省、外国出張は原則“割引航空運賃”利用
★中部空港7月、万博リバウンドで航空旅客数は10％の減少に
★KLM、燃油サーチャージを引き上げ、10/1～
★CPA、南アフリカ3地点でコードシェア運航
★AFR/KLM第1四半期、純利益2倍強で大幅増益
★DLH、客室乗務員が南ドイツの伝統衣装を着用
★CPA、100機目「Progress of Hong Kong」を受領
＜観光統計＞
★7月の訪豪日本人客、10％減と再びマイナスに
★7月のベトナム訪問日本人客、7.5％増と伸び鈍化
★7月のシンガポール訪問日本人客、5％増に
★7月のフィリピン訪問日本人、約3年ぶりマイナス
＜デスティネーション＞
★台湾・高雄市、冬のホットキャンペーン展開
★2006香港ショッパー・オブ・ザ・イヤー、日本チームも受賞
★「第70回フィレンツェ5月音楽祭」、日本でセミナー開催
★ドイツ観光局、ホームページを全面リニューアル
＜ホテル＞
★フォーシーズンズリゾートコサムイ、07年開業予定
★マリアナリゾート＆スパ、深夜メニューの営業開始
＜組織・人事＞
★ウニベルツール渡辺社長が会長に就任
　創立35周年機に川崎常務が社長に昇格
★事務所移転―ジュメイラ・インターナショナル
■為替市況（4日）

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