日刊旅行通信

2006年9月27日

　川崎に次世代型店舗2号店、来年には名阪出店を
　近ツー、神奈川プラットフォーム戦略の重要拠点に

　安倍晋三新内閣の発足に伴い、国土交通大臣・観光立国担当大臣に就任した冬柴鐵三氏（公明党衆院議員）は、9月26日夜に開かれた就任会見で、「2010年に外国人観光客を1000万人にするというビジット・ジャパン・キャンペーン（VJC）、観光立国担当の使命がある。現在、中国から日本を訪れる観光客数は年間65万人、日本から中国を訪れる観光客数は339万人で、これがイーブンになれば、いっぺんに1000万人になる」と述べ、潜在性の高い日中間の観光交流拡大を強力に推進していく考えを表明した。
　とくに、冬柴新大臣は、在任中の重要課題の1つにあげた国土の均衡ある発展と地域間格差の解消を図る上でも、観光は非常に有効な手段の一つとし、「地域の観光資源を意欲的に開発していこうという方達に助成措置を講じたり、各地域で外国人観光客を受け入れる施策をとっていきたい」と観光政策の積極的な推進に強い意欲を示した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★訪日外客1000万人達成へ、日中交流を重要視
　冬柴国交相、地域間格差解消のためにも観光振興
　一衣帯水の歴史有する日中交流は“信頼”必要
　日中韓大臣会合の成果踏まえ青少年交流など促進
★新内閣にアジア重視した外交通商戦略を要望
　日本経団連、地域活性化へ道州制導入も
　日商、まちづくり等に取り組む中小企業支援を
＜旅行関連＞
★JATA、外航11社にも燃油サーチャージで要望書
　JAL・ANAの回答はまだ、ANAは新聞広告調整中
★楽天トラベル、ファースト・ビジネスクラス専用サイト開設
★JTB調査秋の旅行57％、海外6.4％の人が計画
★近ツー、eビジネスカンパニーを10月1日付で新設
★HIS第3四半期連結決算、売上高14％増も利益減
★HIS8月海外旅行取扱高350億円と単月で過去最高
★コスタ、新アジアクルーズを日本でも販売決定
★HIS、FCバルセロナ観戦ツアー発売、500名集客目標
★小田急トラベル、都内観光タクシに新コース発売
★ドラゴン航空、8月も旅客数50万人突破、2ヶ月連続
★海南航空、来春目処に関空―北京線開設を計画
★米国行きフライトの液体類機内持ち込み可能に
★COA、グアム以遠の利用者にボーナスマイル
★ANA国際線のEチケット化率、9月末で約50%に
★CPA、来年より長距離路線全クラスの座席を刷新
＜観光統計＞
★沖縄県、上半期の観光収入は3.9％増の1926億円
　8月の沖縄入域観光客数、3カ月ぶりに増加
★パラオ8月日本人客、2.3％増の2905人
＜デスティネーション＞
★今年も「スリランカフェスティバル」を10月開催
＜ホテル＞
★プリンスホテル、10月1日よりGDSコード変更
★シェラトン台北、バトラーサービスがスタート
★「さよなら東京ヒルトン」11月24日に開催
＜組織・人事＞
★役員担務変更・人事異動　近畿日本ツーリスト
★ワールドブライダル、営業本部・人事・総務部門を移転
★ヒルトン、日本地区副社長にリフシッツ氏
■為替市況（26日）

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