日刊旅行通信

2006年10月19日

　HIS、トルコツアー10月25日出発分まで催行中止
　バス横転事故発生で、意識不明の2名に意識戻る

　エイチ・アイ・エス（HIS）は10月18日、トルコで発生したバス横転事故を受けて緊急記者会見を開き、死亡1名、意識不明2名、重傷3名をはじめ多数の死傷者を出したことについて、楠原成基取締役営業本部長は「本当に申し訳ないと思っている」と謝罪し、「今はお客様が一番大切であり、誠意ある対応に全力を挙げる。現地でポリスレポートが出るまでには少し時間がかかると聞いているが、当社としても事故原因を追求し、今後改善の余地があれば改善していきたい」と再発防止を誓った。
　外務省は10月19日朝、本紙取材に対し、意識不明だった2名は意識を取り戻したことを明らかにした。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★HIS、トルコツアー10月25日出発分まで催行中止
　バス横転事故発生で、意識不明の2名に意識戻る
　現地手配はチグリスツアー、過去に事故経験なし
★JOPA・客船委員会、組織力拡大で活動を強化
　深川委員長「将来的にはクルーズ人口100万人へ」
★FIN、客室乗務員組合ストライキで日本線に影響
　本日午前10時スタート、ヘルシンキ発関空便運休
＜旅行関連＞
★JATA調査、10-12月予約、欧州熟年・中国ビジネス需要好調
★近ツーと中日本高速共同企画、カシャ旅で当日宿泊予約「そくやど」
★国交省、「YOKOSO！JAPAN WEEKS 2007」今年度も展開
★経団連会長、北海道の観光開発へ交通基盤拡充を
＜航空関連＞
★11月成田就航のアエロメヒコ、L/F78％目指す
　就航前にプロモーション、政府も協力
★SIA、新座席を発表、業界最高水準打ち出す
　機内エンタメも刷新、B777-300ERから導入
★JAL 10月29日から東京－上海線1日4便に増便
★AFR、PEX運賃名称を「ボンジュール」に
★JAL西松社長、債務超過報道を全面的に否定
＜観光統計＞
★ハンガリー8月日本人宿泊数、10％減の23万泊
＜デスティネーション＞
▼伊・ローマの地下鉄事故、地下鉄A線は運行再開
★英国政観、来年は各地方の独自性を全面に
　2008年は「UK-JAPAN2008」開催
★ハワイ会イースト、11月にワークショップ開催
＜ホテル＞
★バリ島のアヨディア・リゾート、ヒルトンから名称変更
■為替市況（18日）

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