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2006年10月20

 高額な燃油サーチャージのわかりにくさ認める
 JAL・ANAがJATAに回答、運賃値上げで一定額組み込み示唆

 日本航空インターナショナルと全日空はこのほど、日本旅行業協会(JATA)の燃油サーチャージ要望書に対する回答書を両社社長名でそれぞれ提出したが、運賃本体と燃油サーチャージ額のバランスの観点から、一般消費者にとってわかりにくいとの指摘については「十分認識している」とこれを認め、来年度についてはIATA運賃の値上げをIATA運賃調整会議に提案中であり、一定額を運賃に組み込む方向にあることを示唆した。とくにANAは、「来年度の運賃については、運賃本体を値上げすべきとの考え方を弊社として持っている」ことを明らかにし、航空業界の中にも、現在の運賃政策を軌道修正すべきとの認識があることを示した格好だ。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★高額な燃油サーチャージのわかりにくさ認める
 JAL・ANAがJATAに回答、運賃値上げで一定額組み込み示唆
★観光立国推進基本法案に“付帯決議”盛り込みへ
 二階自民党国対委員長、今国会の成立目指す
 中国長沙1000名超訪中団「大きな役割果たした」
 上海万博への送客や来場者の日本誘致など準備を
★氷川きよしコンサート観賞ツアーを急遽中止
 HIS傘下の九州産交ツーリズム、参加予定114名
<旅行関連>
★トップツアー、旅行代金のコンビニ決済システム稼動開始
★九州・沖縄への外国人入国者、上半期に2割増
★国交省、ITC活用でイノベーション大綱策定へ
★ANTA、JATAとともに旅行費用の所得控除要望
★政府、上海万博への公式参加を今日閣議了解
★トラベラー、添乗員派遣子会社をフジスタッフに譲渡
★JTB北海道「スヌーピー愛犬お土産シリーズ」発売
<航空関連>
★BAW、期間限定でロンドン往復6.6万円から販売
★日本・インド航空協議は継続協議、ANA参入ならず
★アマデウス、新商品「トラベル・スコープ」発表
★トルコ航空、冬期関空線を週1便減便
★インフィニ、CPAとET促進でキャンペーン
★南方航空、上海・広州など中部路線を大幅拡充
★関空−台北に「ハローキティ・ジェット」就航
★航空連合にANAセールス労組など新規に加盟
<デスティネーション>
★LA市長来日、日中韓からの旅行需要拡大を強調
★MVA、名古屋地区で消費者イベント開催
★HKTB、11月より「香港ウィンター・フェスタ」開催
★GVB、札幌で消費者向け「グアム・フィエスタ」実施
<ホテル>
★ヒルトン・ハワイの幹部が来日、感謝の夕べ開催

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