日刊旅行通信

2006年10月23日

　欧州線の普通運賃5％、PEX運賃9％値上げを決定
　IATA運賃調整会議、燃油サーチャージの一部組み込み意図

　国際航空運送協会（IATA）の欧州線運賃調整会議の再会議が去る10月18日開かれ、2007年度（2007年4月1日～2008年3月31日）の日本発IATA普通運賃を5％、PEX運賃を平均約9％値上げすることを決定した。また、週末運賃（日本発土・日・月／欧州発金・土）については、普通運賃で片道6000円・往復1万2000円をさらに値上げし、週末・平日格差を往復6万円とする。PEX運賃の週末・平日格差は往復2000円。一方で、IT運賃については引き続き約3％値下げし、実勢運賃との乖離解消を図る。
　これにより、例えば、日本発ロンドン行きのビジネスクラス往復運賃は、平日で現行の89万3200円から93万7900円へと4万4700円値上げされるほか、週末で94万1200円から99万7900円へと5万6700円値上げされる。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★欧州線の普通運賃5％、PEX運賃9％値上げを決定
　IATA運賃調整会議、燃油サーチャージの一部組み込み意図
　日系2社、1月1日発券分より燃油サーチャージ再値下げか
　燃油市況が基準80ドル下回り、11月10日に決定
＜旅行関連＞
★APEC域内の観光協力促進へ「ホイアン宣言」
★RCI、アジアクルーズの一部スケジュール発表
★リオンロイヤル、スリランカのモニターツアー
★ATR、海外旅行用翻訳システムを携帯サイトで提供
★JTB西日本、こだわりの宿泊「時遊空間」発売
★JTB「旅行先で食べたい味覚」アンケート調査
＜航空関連＞
★FIN、12月成田線増便でビジネス・レジャー両面期待
　ヘルシンキ経由の利便性をアピール
★米系大手2社が利益計上、06年度第3四半期
　AAL、2期連続黒字達成、燃油費11.9％増に
　COA、純利益約4倍に、コパ航空売却益含む
　SWA、テロ未遂後の保安費用が4000万ドルに
★ベトナム航空、旅行会社10社を表彰
★ANA、関空発着上海線旅客便を夕方発追加増便
★JAL、上期中に東急電鉄の株式を10数億円で売却
★ドラゴン航空、12月よりプーケット線を再開
★インフィニ、カタール航空のブッキング・キャンペーン
★AXESS、エア・カナダのET発券が可能に
★アマデウス、アイスランド航空のET発券可能に
＜デスティネーション＞
★LA観光局、ファミリーマートでPR展開
　日本含むアジア全店対象にLA旅行をプレゼント
★CTC 冬のカナダ、ウェブ上でプレゼント・キャンペーン
★HKTB主催、第6回香港料理大賞の最終審査発表
★KTO、「韓国教育旅行セミナー2006」開催
＜ホテル＞
★ヒルトン・グアム、今年12月に全ての改装が完了
★新宿プリンス、客室・レストランの改装開始
■為替市況（20日）

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