日刊旅行通信

2006年10月26日

　全日空も国際線コミッションを5％にカット
　来年4月1日発券分から適用、旅行会社に説明開始

　全日空（ANA）はこのほど、JALに続き国際線航空券のコミッション（代理店手数料率）を現行の7％から5％にカットすることを決め、旅行会社に対する説明を開始した。来年4月1日以降に発券される国際線の全ての航空券に適用される。既に、ノースウエスト航空（NWA）が9月1日、ユナイテッド航空、コンチネンタル航空、アメリカン航空、デルタ航空が10月1日からと米系航空各社がコミッション5％に移行しているが、JALが来年4月から実施することで、全日空も同様のコミッションカットに踏み切る。欧州、アジアの航空会社が今後追随することは必至の情勢だ。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★全日空も国際線コミッションを5％にカット
　来年4月1日発券分から適用、旅行会社に説明開始
★JATA、航空券VOID発券当日限定に「不快の念」
　一方的通告ながら「避けられない」と見解
　■グローバルスタンダードの押しつけ
★HIS、トルコ周遊ツアーを11月末まで催行中止
　長距離バス移動伴うコースが対象、安全対策徹底
＜旅行関連＞
★JTBハネムーン動向調査、ハワイは不動の人気
★京王電鉄連結中間決算、旅行業の営業収益41.4％減
★HIS9月実績、海外旅行取扱高は6.7％増と伸び率縮小
★ANAセールス、欧州クリスマスツアー予約好調
★国交省、ICT利活用の具体策を民間から広く募集
＜航空関連＞
★関空冬ダイヤ、ピーク時開港以来最多の733便
　中国便は59便の大幅増、米本土減少も増加に
★関空上半期実績、訪日外国人牽引し国際線増加
★ACA、来夏成田線にB777投入、座席供給25％増
★EVA、11/16から燃油サーチャージを引き下げ
★JAL下期悟空、タイ・シンガポール・グアム幅値下げ
★JAL/ANA「KANKU CLUB」カードとマイル提携
★ANZ、サッカー元日本代表岩本輝雄選手と契約
＜観光統計＞
★9月訪中日本人客、13％増の32万9800人
★9月訪台日本人客、4.5％増の10万2593人
＜デスティネーション＞
★アトランティック・カナダ、「シーフードの夕べ」開催
★豪ノーザン・テリトリー、新パンフレットを作成
★ポルトガル観光庁、11月14日に観光セミナー開催
★MVA、来年1月からゴルフキャンペーン実施
＜ホテル＞
★ヒルトン・ハワイ、長期滞在向け割引を検討
★フィジーの隠れ家リゾート「ヤサワ」が業界レート
＜組織・人事＞
★SAS、新CEOにヤンソン氏、流通業から転身
■為替市況（25日）

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