日刊旅行通信

2006年10月27日

　VOIDの発券当日限定で、強い抗議文提出へ
　JATA、IATA－Japanに日本型の運用再検討求める

　日本旅行業協会（JATA）は10月26日に開かれた常務理事会で、IATA－Japan（国際航空運送協会）から通告された「SAME DAY VOID」の日本導入について討議したが、前広なインフォメーションと協議が必要で、仮に導入する場合にも互いの立場を尊重した日本型の運用が必要として、IATA－Japanに対して強い抗議文を出すことを決めた。とくに、性急な導入には強く反対していく方針で、日本のIATA代理店制度の運用について議論する会議体・APJCで、この問題を検討する場を持つよう求めていく考えで一致した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★VOIDの発券当日限定で、強い抗議文提出へ
　JATA、IATA－Japanに日本型の運用再検討求める
★旅行業の産業政策論、30の提言とりまとめへ
　JATAトップアドバイザリー会議が11月末に中間答申
＜旅行関連＞
★近ツー、南海電鉄グループとも資本提携締結
　昨年3月から南海国際旅行と販売提携、関係強化
★経営を抜本的に見直しへ「経営改革委員会」新設
★日旅、傘下のMIDツーリストの社名を変更
★JTB、高級宿泊商品予約サイト「Kihin」オープン
★阪急、クイーンエリザベスII区間乗船ツアー発売
★一休、JR西日本の旅クラブに高級宿泊商品提供
★JTBと旅の販促研、三世代旅行市場の顕在化調査
★JNTO、ロンドン市内の地下鉄主要駅にポスター掲示
＜航空関連＞
★UAL、ワシントン線就航はでハブ強化の一環
　シュワブ副社長、ビジネス・レジャー両面期待
★成田06年冬ダイヤ、過去最高の3695回に－週約160回増加
★9月の成田運用状況、国際線旅客数減も外国人旅客数過去最高に
★中部国際空港への定期便一元化議論が浮上
★関空、ボジョレーパーティを来月開催
★アシアナ航空、新機体デザイン発表
＜観光統計＞
★9月の沖縄入域客数、0.2％減の49万人と微減
＜デスティネーション＞
★米西部5州、セミナーとワークショップ開催
　選べるセミナー、人気現地ガイドがナビゲート
★ノルウェーの沿岸急行船「フッティルーテン」アジア市場へてこ入れ
★マリアナ政観、中部地区の4都市でセミナー開催
＜ホテル＞
★マウナラニベイホテルアンドバンガローズ
　ハワイ沖地震後もレストラン、客室全て営業中
★藤田観光第3四半期決算、営業利益89.7％増
★ロタ島のロタリゾート、業界向け特別料金設定
＜組織・人事＞
★事務所移転　世界遺産アカデミー事務局
■為替市況（26日）

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