日刊旅行通信

2006年11月1日

　IATA運賃会議、米州線は普通運賃7％値上げ
　PEXはハワイ6.3％、北米4.8％値上げ、IT運賃も値上げに

　国際航空運送協会（IATA）の米州線（北米・カリブ・中南米・ハワイ）の運賃調整会議がこのほど開催され、2007年度（2007年4月1日～2008年3月31日）の日本発IATA普通運賃を、7％値上げすることを決定した。また、PEX運賃については、日割り平均でハワイを6.3％、北米・カリブを4.8％、中南米を7.0％それぞれ値上げする。
　週末運賃については、普通運賃で片道6000円・往復1万2000円をさらに値上げし、週末・平日格差を片道3万円とする。また、PEX運賃についても週末運賃を往復2000円値上げし、週末・平日格差を北米・カリブで往復1万8000円、ハワイで1万円にそれぞれ値上げする。なお、片道が平日利用の場合、この半分が適用される。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★IATA運賃会議、米州線は普通運賃7％値上げ
　PEXはハワイ6.3％、北米4.8％値上げ、IT運賃も値上げに
　燃油サーチャージとのバランス、路線毎に確認要
★「SAME DAY VOID」日本導入で15日に協議開催
　IATA-JapanとJATAら、問題点整理し解決策模索
★ANA中間、営業減益も中間純利益は過去最高
　通期の当期純利益予想は270億円で据え置き
　ANA旅行事業中間、海外パッケージ売上13.9％増
＜旅行関連＞
★9月の出国日本人数、0.5％減の162万7000人
　9月の訪日外客数、6.1％増の57万3700人
★日旅、9月の販売実績1.5％減に、海外増も国内減
★ワタベ、07年3月期中間個別業績を上方修正
★JTB、3世代旅行向け商品発売、3000名の販売目標
★トップツアー、「ヨッ！宴会部長」今年も発売
＜航空関連＞
★JAL、役員定年1～3才引き下げを決定
　顧問制度も見直し、上席顧問4名が株総後退任
★スター、上海―北九州空港・トランジット―羽田を販売
★CPAとドラゴン航空のMCTが50分に短縮
★アポロ、アエロメヒコのET発券が可能に
＜デスティネーション
★旅行業界中心に日本ミャンマー観光促進委設立
　日本人送客10万人目標、直行便とビザ問題取組み
★ユニバーサル・オーランド、日本限定特別料金
★大阪・名古屋で"SeeAmerica Day 2006"開催
★ハワイ会イースト、11月にワークショップ開催
＜ホテル＞
★オークラとバンヤンツリーが業務提携
＜組織・人事＞
★チェコ政観、チェコセンター観光部として業務再開
■為替市況（31日）

back to 日刊旅行通信 INDEX