日刊旅行通信

2006年11月21日

　2007年の日中交流人口、500万人の大台達成を
　日中首脳会談で一致、国交正常化35周年の節目で

　第14回APEC首脳会談に出席するためベトナムのハノイを訪問した安倍晋三首相は11月18日、胡錦涛中国国家主席と日中首脳会談を行い、安倍首相はこのなかで、来年2007年の日中間の交流人口を500万人の大台に乗せたい意向を示し、胡主席もこれに同意、日中両国が一致協力して500万人台の達成を目指す方針で一致した。
　既報の通り、2006年の「日中観光交流年」に続き、2007年は日中国交正常化35周年という節目の年にあたり、これを機に日中間のさらなる交流拡大に両国上げて取り組むことを確認した形だ。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★2007年の日中交流人口、500万人の大台達成を
　日中首脳会談で一致、国交正常化35周年の節目で
　羽田－虹橋の実現へ、中国民航総局に協力要請
★メキシコへの日本人訪問者数3割増見込む
　観光大臣語る、アエロメヒコ就航効果で
　アジア・南米乗り継ぎ客、米国からの需要も
　表参道と六本木の両ヒルズで広告ジャック
★AFR、レジャー路線専用会社設立へ
　低コスト運航でカバー、KLM子会社と合弁
　定期／チャーター便を運航、日本で実現可能か？
＜旅行関連＞
★ITによる着地型観光情報発信で調査研究に着手
　経産省、ビジネスモデル構築へ利用者ニーズ把握
★阪急阪神旅行事業､営業利益2割増の24億円
　中間期、ホテル事業も営業損失1.3億円に改善
★ジャルパック、全6方面で学生向けツアー発売
★異業種3社とモーツァルトイヤーの後夜祭開催
　JTBロイヤルロード銀座、音楽祭のDVD上映等
★近ツー、日本讃歌「おいしい好きは金沢贔屓」発売
★観光立国基本法とエコツー推進法の今国会成立を
★第78回OECD観光委員会、ポルトガルで開催
＜航空関連＞
★A380の成田着陸料は92万4000円／回
　中部は成田とほぼ同額、関空115万円とやや高め
★エアバス、A380を航空業界関係者200名に公開
★ANA、国際線の小型機にビジネスクラス導入
　来年2月1日より、成田―青島線を小型化し導入
★羽田空港のP4駐車場、日本空港ビルが整備
★ANA、ケータイクレジット「三井住友カードiD」利用開始
★欧州系航空3社10月輸送実績
＜デスティネーション＞
★ニューカレドニア、フォトコンテスト受賞作を発表
★シンガポール政観、都内でワークショップ開催
＜ホテル＞
★ソラーレ、「チサンイン諏訪インター」開業

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