日刊旅行通信

2006年12月11日

　07年度の韓国・東南アジア線普通運賃7％値上げ
　豪州線等はFクラス2％、Cクラス5％値上げに

　国際航空運送協会（IATA）のアジア・オセアニア線の運賃調整会議がこのほど開かれ、2007年度（2007年4月1日～2008年3月31日）の日本発IATA普通運賃を、韓国・東南アジア線でF・C・Yクラスともに7％値上げすることを決定した。ただし、グアム・北マリアナ諸島行きのY2運賃は据え置く。また、インドなどの南アジア大陸線は、F・C・Yクラスともに5％値上げ、オーストラリアなどの南西太平洋線はFクラスを2％、Cクラスを5％それぞれ値上げするが、Yクラスは据え置く。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★07年度の韓国・東南アジア線普通運賃7％値上げ
　豪州線等はFクラス2％、Cクラス5％値上げに
　Cクラスで「フラットベッドサーチャージ」導入
　1月15日より、日－中韓路線で片道100ドル以上
　2007年度IATA運賃出揃う、値上げ率にバラツキ
　来春以降の燃油サーチャージ額に焦点移る
★ガリレオ親会社がワールドスパンを統合
★「外航クルーズ旅行振興全国協議会」発足
　クルーズ振興に向け関係団体の連携を強化
　日中韓の3カ国共同でクルーズ旅行を推進
＜旅行関連＞
★海外の富裕層誘致へ、調査研究会発足
　経産・国交省が共同で、年度末までに提言
　欧米等では富裕層誘致に“組織的”に取組
　和のホスピタリティ、ポテンシャルはある
★トラベルコ、格安航空券のオンライン予約を開始
来年より本格展開、キャンペーンも計画
★JTB13社10月取扱額1.2％増、海外・国内微増
　海外企画商品好調、ルック7％増・メディア20％増
★AVAスペシャル「春いちばん」7方面で発売
　ジャルパック、全国で2万人の集客目指す
★外務省、セブ島のテロ脅威でスポット情報
　ASEAN関連会合開かれる12日まで注意必要
＜航空関連＞
★全日空、航空事業集中でホテル資産売却へ調整
　オフバランス化で自己資本比率高める
　JALもホテル売却、航空会社のホテル経営に終焉
★アクセス、ET発券100％化とシステム開発を推進
　松原社長「今後も業界をリードしていく」
＜デスティネーション＞
★GVB、eマーケティング拡大へ向け企画提案募集
＜組織・人事＞
★国交省、田口前旅振課長補佐が鹿児島県出向
★ヴァリグ、11月末で日本支社を閉鎖、貨物会社は存続

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