日刊旅行通信

2006年12月25日

　2007年の海外旅行者数、1.7％増の1790万人予測
　財団JTB、女性層停滞で06年は1760万人程度

　財団法人日本交通公社は、12月22日に開催した恒例の「旅行動向シンポジウム」で、2007年（1～12月）の海外旅行者数は前年比1.7％増の1790万人と小幅な伸びに留まるとの見通しを発表した。2006年（1月～12月）については、同1.1％増の1760万人に留まると見ている。2005年末に発表された予測では、2006年の海外旅行者数を(財)日本交通公社は1795万人、JTBは1800万人といずれも史上最高に達すると予測していたが、06年は大きな阻害要因がなかったにも関わらず予測を大幅に下回った。2007年の1790万人という予測は、前年の06年予想をも下回っており、海外旅行市場の停滞感を強く感じさせる見通しとなっている。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★2007年の海外旅行者数、1.7％増の1790万人予測
　財団JTB、女性層停滞で06年は1760万人程度
　2007年の訪日外客数、6.1％増の770万人と予測
　国内宿泊旅行は横ばい、旅行意向は弱含み
★東日観光、米村専務が代表取締役社長に就任内定
　2007年1月1日付、高橋現社長は取締役に
★ディズニー、海外4パークのプロモーション展開がスタート
　1周年の香港、15周年のパリをさらにアピール
　アメリカ2パークでは「100万個の夢の体験」
　「もっともっと南カリフォルニア」を継続／強化
＜旅行関連＞
★JALPAK、JALマジュロチャーター便商品発売
　ダイバーに好評、究極のエコアイランド宿泊プランも
★日旅、シニア・熟年向け欧州方面の新商品発売
　全22コースを用意、新コンセプトでコース設定
★近ツー、4000万円のラスベガスツアー発売
　新年特別企画、沖縄100万円コースも募集
★JALツアーズ、セール商品を北海道・沖縄で設定
★RCI、世界最大客船の3隻目は「インディペンデンス」
＜航空関連＞
★ACA、キューバのモニターツアー設定、9.9万円
★FIN、アジア路線年間搭乗者数が100万人を突破
★CPA、機内販売でディズニーグッズを限定販売
★大分空港利用状況、全体の利用者数は0.6％減
＜観光統計＞
★ドバイ、7-9月日本人大幅増を維持、累計73.2％増
＜デスティネーション＞
★GVB、北海道の年末年始イベントに特別後援
★シンガポールの新交通、来年1月より営業開始
★「マリンダイビングフェア」、来年も4月に開催
＜ホテル＞
★IHG・ANA、グランドキャッスル西安の運営継続
★インターコンチ香港に日本食「NOBU」開業

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