日刊旅行通信

2007年2月8日

　王毅大使、「訪日340万人は可能」規制緩和期待
　JAL中国セミナー開催、関心高く1300人が参加

　日中国交正常化35周年を記念して、中国国家観光局と日本航空の共催によるJAL中国セミナーが2月7日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで約1300名が参加して開催された。セミナーで講演した王毅・中国駐日大使は、昨年の中国からの海外渡航者数3400万人のうち日本への訪問者数は3％弱の80万人だったとし、「少なくとも1割の340万人は行くはずで、（日本に）その意志があればすぐに可能で、それにより観光立国は大きく進展し、日本航空の業績も伸びる」と述べ、中国からの訪日観光ビザなどの更なる規制緩和を期待した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★王毅大使、「訪日340万人は可能」規制緩和期待
　JAL中国セミナー開催、関心高く1300人が参加
　西松JAL社長「日中交流拡大へジャンプ」
　張首席代表「中国再発見へ優しい環境づくり」
　王大使、日中間の青少年交流の拡大が最重要
　阿南氏が慈覚大使円仁の偉大な足跡を講演
★楽天トラベル、「今年はANA楽パック飛躍の年に」
　2月入り予約急伸、オープンジョーなど機能拡充も
　海外「楽パック」は今年目標通りに推移
　ローソン端末「Loppi」で2月から高速バス予約提供
　JTBと競合、年末目処に宿泊予約も
＜旅行関連＞
★一休が東証一部上場、「期待に応える経営を」
　森社長、総合ポータルと一線画したブランド構築
★ユーラシア第1四半期連結業績、増収増益
★JTB13社の12月総取扱額は1.8％増、海外3.7％増
★JATA、パンフレット共同配送実現へ、ワーキング発足
★JR東日本、旅行相談と切符販売行う新『びゅうプラザ』誕生
★JTB、北海道・沖縄へのリトリートツアー発売
★外務省、感染症の関連情報を一括掲載
★シルバーシー、2008年世界一周クルーズの販売開始
＜航空関連＞
★NWA、06年第4四半期・通年共に営業黒字
　経営再建費用計上で通年の純損失は拡大
★ANA、07年度上期の米欧線「エコ割」など申請
★マカオ航空の日本GSAにグローバル・チャーター社
★米系3社1月の輸送実績
＜デスティネーション＞
★モンゴル建国800周年イベント、今年も夏に開催
★北欧のDFDSシーウェイズ、日本語HP開設
＜ホテル＞
★東京全日空ホテル、名称変更に伴い改装工事を実施
★マンダリン東京、214万円の宿泊プラン発売

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