日刊旅行通信

2007年2月27日

　Eチケット浸透で広がる紙発券手数料導入
　日系航空会社はは「導入検討」も慎重姿勢

　IATA（国際航空運送協会）が定める2007年度末での完全Eチケット（ET）化目標を受け、航空各社でEチケットへ向けた対応が一層進む中、ET発券可能な旅程で紙発券をした場合に発生する紙発券手数料（ペーパー・チケット・フィー）を導入する航空会社が増えている。ET化率を引き上げる即効性の高い施策として、今後他社にも広がる状況だ。既にET発券率が7割近くに達しつつある日系航空会社の間でも「導入検討」の段階にあるが、燃油サーチャージに加えたこうした手数料徴収に慎重な態度を示している。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★Eチケット浸透で広がる紙発券手数料導入
　日系航空会社はは「導入検討」も慎重姿勢
　ビジネス出張のインハウスにも紙発券手数料
　CRSに問題、ETにトラブル多く一部に反発も
＜旅行関連＞
★06年暦年の主要50社、海外5.9％増も国内微減
　国交省まとめ、航空輸送人員は国際線3.6％減
★HIS 1月実績、旅行総取扱高は18.7％増
★KNT、赤ちゃんと一緒に「はじめての温泉デビュー」
★古き時代のクラシカル・クルーズ、日本へ初寄港
★デイズニー・クルーズ、2隻の新造船2011年と2012年就航予定
★トップツアー、出張・一人旅向け企画商品発売
＜航空関連＞
★日銀利上げもJAL再建計画への影響小さいと予測
　冬柴大臣、中部2本目滑走路要望で「利用促進強化を」
★国内線1月実績 JAL3.2％減、ANA0.5％増と差が開く
★関空、PTB2階北側を再開発－日本初の24時間ラウンジオープン
★日本空港ビル、羽田1タミに投信センターをオープン
★関空連絡橋でETC運用を3月1日より開始
★関空、ムーディーズの格付けでAaa取得　
★エミレーツ、米国2都市目はヒューストン
★INFINI、ウクライナ国際航空の機能を拡充
★アマデウス、航空2社の機能を拡充
★アジア系2社12月の輸送実績、旅客輸送量が好調に推移
＜観光統計＞
★沖縄県、1月の入域観光客数が過去最高記録
＜デスティネーション＞
★マレーシア観光親善大使に女優の田丸麻紀さん
　KLキャンペーン第2弾がスタート
★ハプスブルク家の遺産、「華麗なるオーストリア」
＜ホテル＞
★京王プラザホテル、1月売上高は0.8％減
★白樺湖ホテル山善が破産手続き申し立てへ
＜組織・人事＞
★ANZ営業本部長に永原氏、マーケティング兼任
★マリオット、九州地区のGSAを変更
■為替市況（26日）

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