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2007年2月28

 05年度の取扱高営業利益率、0.30%と再び悪化
 JATA 経営分析、1人当たり取扱高も1億円台割る

 日本旅行業協会(JATA)は2月27日、恒例の「経営フォーラム2007」を開催し、旅行業経営分析を発表したが、2005年度(2005年4月〜2006年3月)の第1種旅行業者の収支状況は再び悪化し、取扱高営業利益率は平均0.30%と前年度より0.23ポイント悪化した。1社当たりの平均取扱高は4.8%減の9988万3000円と再び1億円の大台を割り込んだほか、営業収入(粗利益)も10.6%減の1139万9000円と落ち込み、粗利益率は11.41%と0.75ポイント悪化した。2005年度は、反日デモの影響から出国日本人数が伸び悩むなど、とくに海外旅行分野の不調が影響したものと推察される。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★05年度の取扱高営業利益率、0.30%と再び悪化
 JATA 経営分析、1人当たり取扱高も1億円台割る
★観光産業は国を興す“第四次産業”に進化
 JATA経営フォーラム開催、変革と決断促す
★変化への対応と本社業務効率化で19年連続増収増益
 吉越トリンプ前社長、「即断即決が経営の基本」
★航空局、4月にITCチャーター規制緩和へ
 50%ルール、中抜き商品など検討対象に
★KNT通期連結決算、国内旅行伸び悩み減収減益
 07年は提携強化とインターネット販売を拡大
★KNT取締役に越智・岩橋両執行役員の昇格内定
 向山元運輸審議官・前JNTO理事長が取締役に
<旅行関連>
★JTB、「場貸し」方式の宿泊予約サイト「るるぶトラベル」開設
★JALツアーズ、愛媛県の農業体験ツアー発売
★日旅、スキー&アンチエイジング体験ツアー発売
★JTBカルチャーサロン、団塊向け講座を拡充
<航空関連>
★中部1月実績 国際旅客は4%増、国内旅客は3%減
★JAL、硫黄島への戦没者慰霊巡拝チャーターを運航
★ソフトバンク、JAL国内線ラウンジに「BBモバイルポイント」設置
★INFINI、カタール航空のEチケット発券が可能に
★ガリレオ/アポロ、南アフリカ航空のET発券が可能に
★アマデウス、CPAの機能が拡充
<観光統計>
★グアム1月日本人客、8.5%減の8万5577人
★北海道、1月の来道者数は2%減、2ヶ月連続減少
<デスティネーション>
★TA、ワーキングホリデーのプロモーション開始
<ホテル>
★ラックス、3月オープンのホテルモントレ京都をメンバーに
★パンパシ・マニラ、業界向けモニター料金提供
<組織・人事>
★人事異動―パン パシフィック ホテルズ
■為替市況(27日)

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