日刊旅行通信

2007年3月12日

　国交省、羽田再拡張工事着工へ正式表明
　供用開始は2010年秋頃の見通し

　国土交通省は羽田空港の再拡張について、難航していた千葉県漁業関係者との話し合いの目途が付き、正式に着工を表明し、月内にも着工する。当初の着工予定から約1年遅れるため、目標だった2009年末から2010年秋頃の供用開始にずれ込む見通しだ。
　羽田再拡張工事のための漁業補償は、東京都と神奈川県の漁業組合と決着し、千葉県は24漁業組合のうち14から内諾を得て、「残る10組合のうち、（内諾まで）いくつか一歩手前まで」（鈴木久泰航空局長）までと交渉が最終段階に来ていた。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★国交省、羽田再拡張工事着工へ正式表明
　供用開始は2010年秋頃の見通し
★5月発券分より国際燃油サーチャージ再値下げへ
　JALとANA、4月・5月と2カ月連続値下げに
★羽田－虹橋、温首相来日時の最終合意に期待感
　冬柴大臣、日中航空交渉で「具体的に一歩前進」
★ハイリスク・ハイリターンな時代に突入
　澤田HIS会長、情報収集しチャンス見いだせ
＜旅行関連＞
★日中韓3カ国共同でクルーズ船の誘致へ
　商談会で初の合同ブース、北海道宣言の一環
★春闘、JTBグループ5社が大筋合意
　i.JTB賃金改善3.0％＋α、JTB法人東京は2.8％
★AVA「ゴールドコースト・マラソンツアー」発売
★HISエクスペリエンス、訪日客向サイトオープン
★JTB調査、旅行は行く前よりも後が「面倒」
★JALツアーズ、全日本柔道選手権観戦ツアー発売
★埼玉県の外客来訪促進計画に同意、計15地区に
★日中21世紀交流事業、中国高校生250名が来日へ
＜航空関連＞
★NWA、4月より成田―シアトル線を増便
★廈門航空と海南航空がINFINIに新規参加
★アラスカへの夏季直行チャーター、今年もJALが運航
★QFA、ケアンズ行きに期間限定運賃、5.3万円～
★エア・パシフィック、上期のPEX運賃を設定
★ヴァージン、F1佐藤琢磨選手にエール
★JAL、四国キャンペーン「JAL麗らか四国」展開
＜デスティネーション＞
★ヒルトン・ハワイアンビレッジのタイムシェアの3棟目が販売
★「ウォーキング・イン・アイルランド」日本語ガイドが完成
★香港への免税品持ち込み数量が変更、4月1日より
★フィジー政観、ウェブサイトをリニューアル
＜ホテル＞
★西武HD、事業所再編で一部プリンスホテルを売却
★「四季リゾーツ」新たに11宿泊施設と提携
＜組織・人事＞
★ニューワールドホテル、日本オフィスを開設
■為替市況（9日）

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