日刊旅行通信

2007年3月26日

　2010年の国際双方向交流、3000万人目標に
　観光13団体、基本計画への共通要望近く提出へ

　観光関係13団体は、「観光立国推進基本計画」に対する共通要望で、2010年の日本人海外旅行者数を06年比14.0％増の2000万人、訪日外客数を36.4％増の1000万人とし、双方向の国際ツーリズム規模を20.6％増にあたる3000万人まで拡大することを目標に掲げるよう要望する方針を固めた。また、年間の国内旅行延べ人数については、2010年に05年比23.2％増にあたる4億人を目標とするよう求める。この共通要望は、ツーリズム産業界の総意として、今週中にも国土交通省に提出し、基本計画に盛り込むよう要望していく。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★2010年の国際双方向交流、3000万人目標に
　観光13団体、基本計画への共通要望近く提出へ
　経済波及効果40兆円・雇用効果600万人達成を
　有給取得率70％、観光学部数・学生数の倍増を
　休暇改革で新たな休日「観光の日」など設定を
　「観光庁」設置は将来の「省」格上げ視野に
　観光と観光産業は“極めて重要”広く強く訴え
＜旅行関連＞
★阪神航空、阪急の基幹予約システムを共有化
　オリジナルブランド商品の相互販売が可能に
★JNTOとVJC事務局の一本化「問題意識ある」
　国交省、観光分科会での江頭氏要望受け見解
　査証官不足深刻、査証ボランティアシステム提言
★HIS第1四半期決算、売上15％増、純利益22％増
　価格訴求商品展開と高付加価値商品露出が奏功
★HIS2月海外旅行18％増、国内も27％増と好調
★KNT、メジャーリーグ観戦ツアー発売
★貸切バス事業者に対する「重点監査月間」実施
★2007春闘、JTB大阪とJTB西日本が大筋合意
★「訪日高品質商品販売コンテスト」で4社表彰
　JNTO北京事務所ら、優勝は中国国際旅行社総社
★QHI、「豪遊券2007／2008年度版」完成
★VJC事務局、第3回「おみやげコンテスト」開催
★第3回成田の観光交流検討会26日開催　　
＜航空関連＞
★日本・ベトナム当局間協議、大阪線等で輸送力倍増
　路線限定なしの新規路線も2便/週で
★JAL、タイ航空とクラビ線でコードシェア
★アジアゲートウェイ、中間論点整理案を発表
　羽田路線見直しで国際化推進等アジア・オープンスカイ目指す
★ウラジオストク航空、富山線を4月9日より再開
★CAL、4月1日から燃油サーチャージ改定
★ガリレオ、BAWとフルコンテンツ契約更改
★中部07年夏ダイヤ、06年冬比10便増に
　中国方面の旅客便7便増、欧米線は変動なし
＜観光統計＞
★中国2月日本人訪問者数、1.6％減の29万人
　旧正月が影響、1-2月累計は11.9％増の60万人
★韓国1月日本人訪問者数、8.2％増の16万8622人
＜デスティネーション＞
★フィリピン・セブ島、今年も宝探しイベント実施
＜ホテル＞
★マンダリン東京、イタリア料理のメニュー拡充
＜組織・人事＞
★JTBグループ役員人事（4月1日付）
★ロッテホテル東京事務所、4月9日より移転
■為替市況（23日）

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