日刊旅行通信

2007年4月12日

　日中首脳会談で羽田－虹橋開設を正式合意
　今後は時期と頻度が焦点、民航総局と随時調整

　温家宝中国首相の6年半ぶりの来日に伴う日中首脳会談が4月11日、首相官邸で開かれ、会談での合意内容をまとめた「日中共同プレス発表」を公表したが、このなかで、「中国側は、虹橋空港と羽田空港との間の定期的な国際旅客チャーター便の開設に同意した」ことが明記された。会談では改めて、安倍晋三総理が羽田－虹橋チャーターの年内運航開始を要請しており、今後は年内開設に向けて両国間で調整が進められるものと見られる。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★日中首脳会談で羽田－虹橋開設を正式合意
　今後は時期と頻度が焦点、民航総局と随時調整
　35周年で「19都市に2万人規模の訪問団派遣」明記
　大規模な青少年交流計画を双方向で実施へ
★ジンバブエ、日本での観光プロモーション展開へ
　サッカーW杯に焦点、観光地の治安は問題なく
　「ビクトリアの滝」以遠へ、国立公園・世界遺産など提案
＜旅行関連＞
★主要50社2月実績、総取扱額5.2％増と好調持続
　海外旅行6.1％増、国内・外国人旅行とも増加
★06年度の旅行業倒産、件数・負債とも2割以上減
★「ようこそ能登」観光キャンペーン準備委設立
　石川県、風評被害払拭へ1年間にわたり事業展開
　国交省北陸信越運輸局、「観光復興対策室」設置
★春闘、JTBビジネスネットワークなど合意
★トラベル・カウンセラー制度、受講者募集開始
★ハーツ、日本語ナビをワイキキ、LA市内にも
★AIU、海外旅行保険で持病治療もカバー、事前申告も不要に
★VISA、仏パリ・ニースでカード会員優待特典を設定
＜航空関連＞
★ガリレオのフライトプラスが新潟空港ウェブサイトで採用
★AAL、女性旅行者向けウェブサイトを開設
★AXESS、AFRのET発券がマルチジャパンにも対応
★ガリレオ、航空会社2社のET発券がスタート
★インフィニ、深センと山東の中国系2社が新規参加
★エア・カナダ、3月の輸送実績
★FAA、米国航空需要2020年までに12億人に
★関空、国際線フライトボードを更新
★広島空港、2006年利用状況、国際線は過去最高
＜観光統計＞
★横浜市、2006年の観光入込客数3996万人に
＜デスティネーション＞
★パラオ、ダイビング目的以外の観光客増加－“量より質”追求
＜ホテル＞
★JALホテルズ、ホテルニッコー天津がオープン
★ダヴィンチグループ、団塊向けにゴルフ等テーマの連泊型リゾート
＜組織・人事＞
●訃報森谷哲也トラベルジャーナル会長
　海外旅行振興と旅行業界の発展に貢献
■為替市況（11日）

back to 日刊旅行通信 INDEX