日刊旅行通信

2007年4月18日

　二階議員、観光と教育、文化の連携必要
　観光庁に「賛成」、一歩一歩前進と期待感

　自民党の二階俊博国会対策委員長は、4月17日都内で講演し、世界の観光大国であるフランスと比較し日本が遅れている点について、「観光政策、あるいは観光のための知見を次の時代に伝えていく観光学部・観光学科が圧倒的に少ない」として、観光を学問として捉え、観光人材育成につなげる高等教育機関の拡充が必要としたほか、仏カンヌ映画祭に代表されるような「文化と観光」を関連づけた取組が遅れているとの見解を示した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★二階議員、観光と教育、文化の連携必要
　・観光庁に「賛成」、一歩一歩前進と期待感
　・ノースアジア大とANA総研、「国際観光研究所」設立
★JAL、54歳以上部長級の特別早期退職に250名応募
　07年度地上職700名、09年度まで客乗職600名削減
＜旅行関連＞
★観光関係功労者大臣表彰、古木氏、康氏ら受賞
　冬柴大臣「皆様の努力こそ観光立国実現に不可欠」
　古木氏「まだ道半ば、業界発展へ常に挑戦」
　康氏「今年は日韓相互交流500万人達成を」
★クラブメッド、ファミリーとハネムーナーに力点
　シニア向けプログラム検討、ベトナム進出示唆
　高田万由子さんに「バカンスアワード」授与
★JTB、世界最北端と最南端の駅を訪ねる鉄道の旅
★トラベレックス新橋店がりそな銀行新橋支店内にオープン
★クラブツーリズム、米国立公園特集を上期展開
＜航空関連＞
★DAL、成田線維持の姿勢、拡大にも興味
　日本就航20周年、5月にチャプター11脱却へ
　成田線、L/F85％以上を維持、中南米需要が好調
　来年夏、Cクラスにフルフラット型新座席投入
★IATA事務局長、アジアにリーダーシップ期待
　中国のET率95％、日本68％と世界平均下回る
★明日から日本－シンガポール航空協議開催
★梅田ロフトでKLMデザインの紹介イベント
＜デスティネーション＞
★6月3日に豪ワーキングホリデーセミナー
＜ホテル＞
★スターウッド、新ブランド「エレメント」をトロントに
【組織・人事】
★タビックス、タイヘイ傘下で新体制スタート
■為替市況（17日）

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