日刊旅行通信

2007年5月18日

　米入国時検査、指10本の指紋採取へ試行早まる
　年末までにJFK、SF、シカゴ、WDC等10空港で実施

　既報（4月27日号）の通り、米連邦国土安全保障省（DHS）は、出入国管理プログラム「US VISIT」の一環として、米国入国時の際に行う指紋採取を現在の指2本（左右人差し指）から指10本（左右全ての指）への採取に移行する。DHSでは、まず今年末を目処に10空港で試験実施を開始、その結果を踏まえ、本格的な実施に踏み切る意向だ。
　パイロット・プログラムとして、指10本の指紋の試験採取がスタートするのは、ボストンとシカゴ（オヘア）、デトロイト、ヒューストン、アトランタ、マイアミ、ニューヨーク（JFK）、オーランド、サンフランシスコ、ワシントンDC（ダレス）の計10空港。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★米入国時検査、指10本の指紋採取へ試行早まる
　年末までにJFK、SF、シカゴ、WDC等10空港で実施
★AFL、来年サンクトペテルブルクへ直行便開設
★アクティブ・アメリカ、米ミネアポリスで開催
「今年は挑戦の年」、北米への需要喚起課題に
★航空会社、旅行会社とチャーター便など話し合い
　ハワイ観光局幹部来日、共同プロモーション展開
＜旅行関連＞
★長崎など4県で初の地域限定ガイド試験実施へ
★交通政策審議会観光分科会長に平林氏選任
　観光白書と観光立国推進基本計画の案を審議
★日旅、旅犬「ダッキー」をキャラクターに起用
★VISA、訪日外国人向けの優待特典サイト開設
★AXESS旅行保険システム、スタートキャンペーン
＜航空関連＞
★UAL、顧客サービス強化、まずは上級顧客から
　アトキンソンCCO、「競争できる土台整った」
★安富国交省次官、アジアゲートウェイ構想は実行可能
★鈴木航空局長、航空行政の実現可能な範囲で自由化を推進
★JAL、「JALダイナミックパッケージ」の予約受付開始
★JAL、中国東方航空とコードシェア拡大
★中部07年3月期、2期連続の2ケタ利益達成
　愛知万博特需無しも前期並みの収入確保
　08年3月期予想、国際旅客増など牽引し増収減益
★JALインター、既卒CAを6年ぶり採用へ
★JTA、来卒の事務一般職を若干名募集
＜観光統計＞
★パラオ4月日本人訪問者数、13.4％増の1909人
＜デスティネーション＞
★スペイン政観、日本でのプロモーションを大幅強化
　総額2億2500万円の予算、KALがマドリッド線就航
★西・アンダルシア州、独自の観光要素が強み
　テーマ性の高い旅行が可能、団塊世代にも訴求へ
★甘粛省は中国シルクロード観光の「神髄」
　観光説明会を開催、敦煌莫高窟はじめ魅力紹介
★フィジー「常夏キャンペーン」本格展開
★来年「赤毛のアン」出版100周年で各種イベント
カナダ・プリンスエドワード島、日本人集客に期待
＜ホテル＞
★SLH、米国富裕層対象の市場調査で総合評価1位
　高級かつユニークな滞在で高い評価
■為替市況（17日）

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