日刊旅行通信

2007年5月24日

　ANAセールス、全日空営業部門を年内に全て受託
　四十物社長、旅行会社とアライアンス強化強調

　ANAセールスの四十物実（あいもの・みのる）社長は本紙のインタビューで、社長就任の抱負、2006年度決算並びに07年度決算見通しなどについて語った。四十物社長はANAグループ旅行会社の統合、ANAフロントセールスの受託を年内に完了して販売体制が整うこと明らかにした。また、ANAと楽天の提携によるダイナミックパッケージ参入などの流通の変革期に新たな販売形態に取り組むと同時に、「旅行会社と積極的にアライアンスを組んでいきたい」と抱負を述べた。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★ANAセールス、全日空営業部門を年内に全て受託
　・四十物社長、旅行会社とアライアンス強化強調
　・中国商品5割増目標、ANA就航20周年企画商品化
　・団塊世代向けゴージャス商品を年内に発売へ
　・取扱高06年度2930億円、07年度3108億円も減益
　・システム投資ピーク、08年度から増収増益見通し
★豪で5月3-7日、日本路線など片道300円で販売
　ジェットスター、創立3周年記念で破格運賃
　関空―シドニー線、JALとコードシェア
★2006年度の弁済認証額、JATAは再び1億円超え
　W杯問題で破産のマックスエアに7000万円などで
　ANTAは77％減の2393万円、過去10年で最も低く
＜旅行関連＞
★6月より当日VOID導入で、顧客向け案内書面作成
　JATA、顧客都合の変更は払い戻し手数料必要に
★KNT、スルガ銀行と「KNT Travel Cash」発行へ
★06年度の「旅行収支」、赤字幅が16.8％縮小
「輸送収支」は航空貨物が黒字拡大、旅客は赤字
★VISA、観光需要促進でマカオ政観と協力
★日本風景街道シンポジウム、5月31日に開催
★国交省、能登有料道路等の復旧で65億円補助
＜航空関連＞
★委員側、外資規制撤廃で資金・経営ノウハウ獲得を
　規制改革会議公開討論、国交省は必要性なし
★口答注意を省略し命令書交付可能
　航空局、機長が安全阻害行為で悪質者に
★SFJ、12次第三者割当増資を実施
★AXESS、ガルフエアと共同で発券キャンペーン
★エアバス、A380が成田に6月4日に再飛来
★アジア・ゲートウェイへ羽田D滑走路着工式挙行
　D滑走路のテーマソングのダウンロード可能
＜観光統計＞
★スイス3月日本人、3.2％減に、宿泊数は6.0％減
＜デスティネーション＞
★オアフ島の観光施設で子供無料キャンペーン
＜ホテル＞
★カンクンのハイアット・リージェンシーがリニューアル
【組織・人事】
★リッツ、インドに進出、10年にホテルをオープン
＜組織・人事＞
★中国国家観光局（東京）に范副首席代表が着任
■為替市況（23日）

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