日刊旅行通信

2007年6月27日

　第2回日中韓観光大臣会合で『青島宣言』採択
　3国民間サイドも連携強化へ「業界交流委員会」

　【中国・青島発＝印南有理】中国の青島市で6月26日、「第2回日中韓観光大臣会合」が開催され、冬柴鐵三国土交通・観光立国担当大臣、邵キ偉中国国家旅游局長、金鍾民韓国文化観光部長官をはじめとする各国代表が参加し、日中韓の観光交流・協力の促進に関する『青島宣言』を採択した。また、日中韓3国の観光業界関係者による民間会合も同時開催され、業界交流システムを正式に展開する必要性で一致、3国それぞれに15名の代表が参加する「日中韓観光大臣会合業界交流委員会」を立ち上げることが決定した。これにより、官民が一体となって3国間の観光協力を押し進める体制が整った。

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＜トップニュース＞
★第2回日中韓観光大臣会合で『青島宣言』採択
　3国民間サイドも連携強化へ「業界交流委員会」
　・大臣会合の議題、業界交流委員会で具体策検討
　・邵局長「大臣会合と業界交流は“両輪”」
　・金長官「3国がともに観光大国に成長を」
　・冬柴大臣「類似性と独自性、多様性発信へ」
★ファティータNYC/CEO来日、日本事務所を開設
　今年の日本人30万人が目標、団塊世代に照準
　・日本語ウェブサイト、日本語オープンブック作成
　・若年層もターゲット、日本人50万人達成目指す
　・3/4以上がリピーター、平均滞在は6日
★ノースウエスト航空、今年で日本就航60周年
　バーニアー日本支社長「信頼できる架け橋に」
＜旅行関連＞
★クラブツーリズム、07年3月期純利益2788万円
★HISエクスペリエンス、訪日外客向け新パンフ発行
★日旅、料理人で選ぶ宿泊プラン「舌品」発売
★休暇は経済全体に波及効果をもたらす「資源」
　国交省、休暇のあり方懇親会の最終報告まとめる
　・旅行促進には需要サイド施策の促進が必要
　・ターゲットは30代ファミリーと団塊世代の夫婦
＜航空関連＞
★JJ統合以来過去最高4219名が参加、JAL株主総会
　公募増資・安全管理・黒字化の質問目立つ
★関空、マカオ航空が来月26日に2便/週で就航
＜観光統計＞
★香港5月日本人訪問者数、3.9％減の10万4286人
＜デスティネーション＞
★独ドレスデンの日本語ウェブサイトが登場
★オアフ島のクアロア、ウミガメ観察ツアー開始
＜ホテル＞
★プーケットにハイアットリージェンシーが今年末開業
＜組織・人事＞
★役員・人事異動―クラブツーリズム（6月26日付）
★マサチューセッツ観光局が6月末で業務終了
■為替市況（26日）

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