日刊旅行通信

2007年6月28日

　ANTA会長の二階氏、「1万人の一歩が大事」
　第43回通常総会開催、交流事業をチャンスに

　社団法人全国旅行業協会（ANTA）が6月27日に開催した第43回通常総会で、ANTA会長を務める二階俊博自民党国会対策委員長は、「日中国交正常化35周年や朝鮮通信使400周年など、（日中韓3カ国で）今年は大きな行事が重なる。とくに日中間では大規模な観光交流事業が計画され、日本人の訪中旅行者は2万人、中国からの訪日旅行者は1万人規模の交流が行われる。ここ数年で景気も好転し、まさに今がチャンス。ANTAとしても会員各位の躍進を期待する」と述べ、組織全体で交流事業へ取り組む姿勢を強調した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★ANTA会長の二階氏、「1万人の一歩が大事」
　第43回通常総会開催、交流事業をチャンスに
　今年度事業計画は8つの骨子、山本副会長は退任
★チャーター偏重に「待った」、定期便利用増で県に協力求める
　新潟国際定期便乗り入れ3社、要望書提出へ
　チャーター増による価格競争を懸念、定期便維持に影響
　定期便の重要性を再度強調、パンフ支援など要望
＜旅行関連＞
★海外旅行DI後退、中国・欧州以外は低迷
　JATA調査、GW不調、夏休みファミリー需要に期待
　顧客別、ハネムーンの不調続く
　熟年シルバー、ファミリー、OLは夏に改善か
　国内旅行、GW伸び悩みと選挙でDI改善ならず
★税関への「携帯品・別送品申告書」提出
　7月1日から、入国時申告なくても
★近ツー5月、国内1.6％増、海外7.7％減
　海外13ヶ月ぶりのマイナス、好調中国にも陰り
★HIS 5月実績、海外1.3％増、総取扱高1.8％増
＜航空関連＞
★関空、二期計画（案）をまとめる
　LCC・BJ対応の独立施設、二期島北に設置計画
★JAL、国際線Cクラスで新機内食サービス
　7月よりシカゴ線、2008年度は欧州線へ拡大
★ロシアへのチャーター商品、柔軟展開可能に
★CPA、香港返還10周年で航空券1000枚大放出
★FIN、来年6月ソウルへ乗り入れ
＜観光統計＞
★グアム5月日本人客、8.7％減の6万4596人
＜デスティネーション＞
★VISAカード、ハワイ・グアム・香港でキャンペーン
★ナイアガラで葡萄のスパ・トリートメントが登場
＜ホテル＞
★マリオット、バンコクにコートヤードが8月オープン
★モアナサーフライダーに子供向けプログラム
★6月のシティホテル客室利用率、全国平均74.7％
＜組織・人事＞
★役員人事―ジェイティービー
■為替市況（27日）

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