日刊旅行通信

2007年7月6日

　JTB旅行動向、今年の夏休みは海外増加を予測
　好況感受け支出も高く、アジアとリゾート好調

　JTBがまとめた夏休み時期（7月15日～8月31日）の旅行動向によると、海外旅行人数は昨年より5万人増加し、6年ぶりに250万人を超えると予測した。とくに、クロアチアやハンガリー、マカオなどチャーター便運航によるデスティネーションの拡大や、ファミリー層を中心にビーチリゾートの人気が高いとした。同調査はJTBグループの販売状況や1200人から回答を得た旅行動向アンケートなどから推計、今回で39回目となる。
　推計値では、総旅行人数は前年比1.0％増の7732万人、そのうち国内旅行が同0.9％の7480万人を占め、海外旅行は2.0％増の252万人。平均旅行日数は0.2ポイント増の3.7日を予測する。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★JTB旅行動向、今年の夏休みは海外増加を予測
　好況感受け支出も高く、アジアとリゾート好調
★ANA、札幌－静岡－那覇線の1日1便運航を計画
　静岡空港乗り入れ正式表明、JALと競合の可能性も
★ANA、那覇空港にアジア国際航空貨物基地建設
　09年事業開始、10年国際週100便、国内週50便
★安富次官、全日空の静岡空港乗り入れを歓迎
　那覇空港物流拠点計画も協力の意向を表明
＜旅行関連＞
★日通、ニューカレドニア日本文化祭りを企画
　06年から3カ年計画、今年は187名集客
★2006年の訪都外国人客、7.1％増の約481万人
　東京都まとめ、国内旅行者は3.7％増の4.2億人
★沖縄のリゾートウエディング組数、国内一に
　OCVB、ここ5年で3倍の6000組強に、1万組目標
★阪急トラピックス、石見銀山など巡る4日間、二人で15万円均一
★KNTラグゼ商品、、炎の画家「三岸節子」の足跡辿る南仏パリツアー
★日旅、国内新シリーズ「ゆらら～ひごろ旅」発売
★「飛鳥2」の2009年世界一周クルーズ発表
＜航空関連＞
★成田空港、夏休み利用推計は1.2％増の427万人
　出国ピークは8月11日、期間中キャンペーン実施
★小型機の羽田乗り入れ、全国地域航空協が要望書提出
★桜美林大学、定期パイロット養成課程を来年度から開設
★アマデウス、エジプト航空日本発着路線のET発券可能に
★国内線ドットコム、6周年記念キャンペーン
★米系2社2007年6月の輸送実績
＜観光統計＞
★沖縄県、2006年の観光収入は3％増の4100億円強
★沖縄県 5月観光客数、0.6％増の42万人強と微増
★北海道 5月来道者数、6.9％減の102万人強
＜デスティネーション＞
★スイス・レマン湖の「ラヴォー」が世界遺産認定
★香港料理大賞、今年は2部門で優秀作品を選出
＜ホテル＞
★シャングリ・ラ、09年にウイーンへ進出
★SLH、日本での加盟ホテル拡大推進で日本語サイト開設

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